新たな企業対抗スポーツリーグ「CORPORATE LEAGUE」の誕生
2025年12月25日、Now Do株式会社、株式会社運動通信社、パーソルイノベーション株式会社の三者が共同で立ち上げた企業対抗スポーツリーグ「CORPORATE LEAGUE」が発表されました。このリーグは、企業で働く人々の活性化を目的としており、特に社内コミュニケーションや企業間の関係性を深める新たな取り組みとなります。
はたらく人々の新たなつながりを生む
近年、働き方が多様化し、企業内のコミュニケーション不足や部署間の断絶が深刻な課題として浮上しています。企業での帰属意識の低下が問題視される中、CORPORATE LEAGUEはスポーツを通じて新たな共通体験を提供します。このリーグは、社内のつながりだけでなく、企業間の新しい関係を生み出すことを目指しています。
CORPORATE LEAGUEでは、企業で働く人々が自社の「看板」を背負って本気で競技に臨みます。この環境の中で、勝敗を越えた相互理解やリスペクトが生まれ、継続的な対話の機会が増加します。このようにして、さまざまな企業の間に新しいネットワークが形成され、業務の協力や新規事業創出につながることが期待されます。
3つの活性化を目指す
CORPORATE LEAGUEの魅力は、スポーツを通じて得られる「三つの活性化」にあります。まず、社員同士が共に戦うことで組織内のコミュニケーションが活性化されます。さらに、企業間の競争を通じて新たなビジネスコミュニティが形成され、最後に健康やウェルビーイングの促進を図ることで、働く人々のパフォーマンス向上が期待されます。
第一弾競技:「CORPORATE LEAGUE 4v4」
第一弾の競技として、4人制サッカー「4v4」が正式に採用されました。この競技は、日本サッカー界の本田圭佑氏が考案したもので、短時間での真剣勝負が特徴です。4v4は企業コミュニティ形成の初期段階において、特に力を発揮する競技として選ばれました。
今後は競技種目を拡大し、多くの人々が参加できる機会を創出していく方針です。2026年には実証リーグが開始され、KDDIやトヨタ自動車を含む多くの企業がこの取り組みに参加します。実証リーグでは、競技方法や運営体制の検証を行い、それに基づいて2026年度の正式ローンチに向けた準備が進められます。
各社代表者のコメント
各協力企業の代表者は、CORPORATE LEAGUEの意義を強調しており、今はまさにスポーツを通じて新たなコミュニティを形成するタイミングであると述べています。このリーグが、企業文化の改革や新たなビジネス機会の創出につながることを期待しています。
CORPORATE LEAGUEは、企業の枠を超えて人々をつなげる新しい取り組みです。これからの展開に注目していきたいと思います。