明京電機の新PoEリブーターのご紹介
最近、PoE(Power over Ethernet)技術を利用したデバイスが増加しています。それに伴い、これらのデバイスの運用及び管理には、迅速なリブート機能が必要不可欠です。そこで、明京電機株式会社が新たに発売した『PoE BOOT nino PoE8M2』は、特に注目される製品です。このリブーターは、PoE給電のポート単位で電源管理が可能で、従来のリブーターとは一線を画しています。
フリーズの問題を解決する機能
どんなに高性能な機器でも、雷や停電、不測の事態に見舞われることは避けられません。それにより、ネットワーク機器がフリーズする事故は珍しくなく、現地に駆けつけて電源を抜き差しする必要があるのが現実です。特に、高所や狭い設置場所にある機器の場合、リブート作業が非常に困難です。しかし、PoE BOOT ninoはこれらの課題を一掃する力を持っています。
個別制御が可能なPoEリブーター
従来のリブーターでは、スイッチングハブ全体の電源をリブートする必要がありましたが、新製品では各ポートの給電を個別に操作できます。これにより、監視しているPoE機器がフリーズした場合でも、その機器に接続された特定のPoEハブのポートだけをリブートし、自動的に復旧させることが可能となりました。これにより、最大8台のPoE機器の電源を状況に応じて即座に管理できます。
自動監視と柔軟な制御機能
PoE BOOT nino PoE8M2は、ケーブル接続されたデバイスをPingで監視し、応答がない場合に自動的に電源をOFF-ONすることで、デバイスの再起動を実施します。スクリプト機能を利用すれば、最大4つの異なる設定をあらかじめ登録でき、状況に応じた高度な管理が行えます。また、リブーターにはアウトレットが2つあり、ルーターやその他の通信機器も同時に監視し、力強いネットワークのバックアップを提供します。
スケジュール運転とリモート操作
スケジュール運転によって、特定の時間に定期的にリブートを行う設定も可能なので、深夜のメンテナンスタイムを設定して自動的にリブートし続けることができます。さらに、インターネット越しの制御も実現しました。特別なVPN設定などは必要なく、メールを使って簡単にコマンドを送信することで、どこからでもポート制御が行なえます。
まとめ
明京電機の『PoE BOOT nino PoE8M2』は、カスタマイズ性が高く、各種のPoE機器を良好に維持するための革新的な機能を提供します。安心の使用ができること間違いなしです。
注目の発売情報
発売は2018年2月を予定しており、4月までに注文をすると特典として、5000円相当の保守パックが付いてくるキャンペーンが実施されます。詳細は明京電機の公式サイトをご覧ください。
製品仕様などの具体的な情報は、こちらのリンクより確認できます。
明京電機