JR東日本とfind
2025-05-08 16:36:17

JR東日本に新たな落とし物管理システム「find」が導入決定

2026年4月、JR東日本が株式会社findが提供する「落とし物クラウドfind」を導入することが決まりました。この新しいシステムにより、利用者は駅や列車内で落としたものについて、チャットを通じて24時間いつでも問い合わせができるようになります。これは、今までの落とし物管理の手間を大幅に軽減することが期待されている、画期的な取り組みです。

現状の課題


現在、JR東日本では、1日に約1,557万人もの乗客を運ぶ巨大な鉄道網を運営しており、年間で約200万件の落とし物を処理しています。この数は、国内の落とし物全体の約10%にも相当し、その管理には非常に多くの人手がかかっています。特に、係員は件数の多さによりお問合せへの対応、返却作業、警察への届け出など多岐にわたる業務を行っており、効率的な運用が求められていました。

AI技術による効率化


新導入される「落とし物クラウドfind」では、AI技術を駆使してお忘れ物の登録や検索を行うことができ、これにより管理していた時間を大幅に削減することが見込まれています。また、返却率の向上も期待され、落とし物に関する安心感が増すことでしょう。特に、2024年には3,600万人の外国人旅行者が日本を訪れると予測されており、その需要にも柔軟に対応できる仕組みとして注目されています。訪日外国人は、特定のアプリを使用することなく「find chat」経由で迅速に問い合わせができるため、観光客にも便利なシステムとなるでしょう。

横断検索機能


さらに、JR東日本への導入によって「横断検索」の機能も拡大します。この機能は、findを利用している他の施設とも連携し、どの場所で落とし物をしたのかが不明な場合でも、個別に増加する手間を軽減する素晴らしいサービスです。これにより、利用者は一度の問い合わせで、他の施設での忘れ物も確認できるようになります。

”落とし物が必ず見つかる世界”の実現


JR東日本は、このシステム導入によって「落とし物が必ず見つかる世界を実現する」というビジョンに向かって大きく前進することになります。落とし物クラウドfindは、ただの管理システムではなく、落とし物のリスクを最小化するための総合的な取り組みとして注目されています。

株式会社findの概要


この落とし物クラウドを提供している株式会社findは、2021年に設立され、東京都港区に本社を置いています。代表は高島彬氏で、資本金は2億6,068万5,300円となっています。findのウェブサイトでは、最新情報や採用情報も掲載しており、企業の成長を支援するために人材の確保にも力を入れています。

このように、JR東日本による「落とし物クラウドfind」の導入は、技術革新を活かした新たなサービスの提供として、今後の広がりがとても楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社find
住所
東京都中央区日本橋小伝馬町21番1号THE PORTAL Nihombashi East 1階
電話番号

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