墨田区の未来を描く!
2025年11月23日、大横川親水公園にて「第2回すみだファミリーフェスティバル2025」が開催され、約5,500人の来場者が集まった。特定非営利活動法人日本わくわくキッズ実行委員会が主催。地域と親子の共創をテーマにしたこのイベントは、昨年に続く成功を収めた。
充実のキッズワークショップとパフォーマンス
今年のフェスティバルでは、子供たちが楽しめる多彩なワークショップが展開された。キラキラスライム作り、オリジナルキーホルダーやボールペンの制作、ダンボール工作、アイシングクッキーのデコレーション、さらにはVR体験まで、数十種類のブースが並んでいた。親子が笑顔で取り組む姿が印象的で、真剣な表情も見受けられた。
また、ステージ上では地域の子どもたちによるキッズダンスやチアダンス、フラダンス、バンド演奏など、12組がパフォーマンスを披露。多くの来場者が感動の拍手を送った。
「すみだ子どもPR大使」の登場
地域の活性化を願う有志によるイベントで初めて「すみだ子どもPR大使」が登場した。彼らはイベント前に親御さんと共に「ありがとうアート」を体験し、温かなコミュニケーションが行われ、和やかな雰囲気が場を包んだ。ステージでは、自らの言葉で地域の魅力を発信。こどもたちの視点から地域を紹介するその様子は、地域の未来を感じさせる瞬間でもあった。
音楽で盛り上がる会場
特撮ソング歌手・高橋秀幸さんと上田隆文さんのライブも実施され、親子で熱狂する姿が見られた。戦隊シリーズの主題歌や懐かしの曲に合わせ、会場は大いに盛り上がり、家族一緒に楽しむ姿が印象的だった。
日本わくわくキッズ実行委員会の活動
この実行委員会は、子育て支援を通じて地域と親子をつなぎ、未来を描く力を育むことを目的としている。彼らは「ありがとうアート」の取り組みや、イベントを通じた交流を大切にしており、毎回のイベントから作品をつなぐ展示などを行っている。
地域の飲食店も大盛況
会場にはクラフトビールやシードルのブースが立ち並び、家族や友だち同士で楽しみながら試飲する様子が見受けられた。また、キッチンカーも充実しており、ホットドッグや地元食材を使ったメニューが人気を集めていた。親同士の会話とともに、子どもたちも楽しめる空間が広がっていた。
未来に向けての展望
参加者からは「翌年も楽しみ」、「家族間の交流の場として、とてもありがたい」といった声が多数寄せられた。このイベントはすでに地域の恒例行事となりつつあり、今後もその規模を拡大させ、長く愛されるものになっていく。
すみだファミリーフェスティバルは、地域の人々が一緒になって楽しみ、未来を描く架け橋となっている。このイベントは、墨田区の街づくりにとって重要な役割を果たし続けるだろう。