シンポジウム「人の移動がつなぐ、アフリカ人財と日本企業がともに拓く未来」
日本が人口減少の波に直面する中、逆にアフリカ大陸は人材の宝庫として注目されています。この背景を受けて、国際移住機関(国連IOM)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同でシンポジウムを開催することになりました。シンポジウムは2023年8月21日(木)の午前10時から、横浜のパシフィコ横浜 展示ホールDで行われます。アフリカ開発会議(TICAD 9)を見据え、アフリカの人材と日本企業が相互にどのように影響し合えるかについて議論が繰り広げられます。
イベントの内容
シンポジウムでは、基調講演やパネルディスカッションを通じて、アフリカと日本間の人材の移動がどう未来を切り拓くのかが語られます。特に、シンポジウムには歌手のMISIA氏によるビデオメッセージもあり、彼女がマダガスカルを訪れた際の体験を通じてアフリカの人材の有用性を伝えます。MISIA氏はこのメッセージを通じて、アフリカの若者たちの夢や可能性にフォーカスしますが、残念ながら直接の登壇はありません。
参加方法
会場での参加には事前登録が必要で、定員は150名です。また、オンライン参加も受け付けています。参加希望者は以下のリンクから申し込むことができます。登録した個人情報はシンポジウムの運営のためだけに使用され、適切に管理されます。
参加申し込みはこちら
プログラムの概要
シンポジウムのプログラムは、以下のように予定されています。まず、10:00から10:30にかけて、国連IOMの事務局長であるエイミー・ポープ氏や、アフリカ連合委員会(AUC)のコミッショナーによるスピーチが行われます。その後、10:30から11:30にかけてパネルディスカッションが行われ、テーマは「アフリカ人財を活用する日本企業の現状と課題」です。
モデレーターには経済同友会の渋澤健氏が務め、ウガンダ大使のカーフア・トーファス氏や、JICAの理事長特別補佐である宍戸健一氏、さらにビジネス界の代表たちが参加し、実際のアフリカの人材と日本の企業との関わりについて意見を交わす予定です。これにより、両者が持つリソースや能力を生かし、未来への道を開く糸口を見出すことが期待されます。
参加者へのメッセージ
国際移住機関(IOM)やJICAは、人の移動がもたらす新たな可能性を探求しています。このシンポジウムは、単にアフリカと日本の橋渡しをするだけでなく、双方にとっての利益を創出する方法を見出す機会です。皆さまの参加を心よりお待ちしています。ぜひ、この貴重な機会に参加し、アフリカと日本の未来を共に考える場に加わってください。