エレコムが阪南市に500台の血圧計寄贈、市民の健康促進を目指す取り組み

エレコムが阪南市に500台の血圧計を寄贈

2025年7月29日、大阪府阪南市において、エレコム株式会社が企業版ふるさと納税を通じて500台の上腕式血圧計を寄贈した。この取り組みは、阪南市民の健康的な生活を支援することを目的としており、同市からは感謝状も授与された。

寄贈の目的と背景

エレコムは1986年に創業して以来、「社会との共生」を経営の柱として掲げ、様々な社会貢献活動に力を入れてきた。今回の寄贈も、その一環として位置づけられ、特にヘルスケア事業のビジョン「届いていないところに届ける」という理念に基づいて実施された。この活動を通じて、阪南市民の健康寿命の延伸と家庭での健康管理の促進を図ることが狙いである。

市民向けの健康講座と製品配布

寄贈された血圧計は、阪南市が主催する「はんなん健康応援プラン～はんなん元気塾！～」に参加する市民に配布される。特に60歳以上の参加者が多く、実際に血圧を測定しながら看護師や管理栄養士による正しい血圧管理の講座が行われた。参加者からは、「血圧計をいただけて嬉しい」「健康管理への意欲が高まる」との声が多く聞かれ、健康意識の向上にもつながることが期待される。

今後の展望と医療情報の普及

阪南市では、寄贈された製品が健康増進活動の一助となることが期待されており、今後も参加者の増加が見込まれている。エレコムは、引き続き医療情報を「届いていないところに届ける」活動を継続し、地域の健康支援に努めていく方針だ。2024年に発表された「Better being」というパーパスにもとづき、エレコムはより良い製品やサービスを提供し続ける。

エレコムの社会貢献活動

エレコムは過去にも、複数の自治体と協定を締結し、災害時の物資提供や施設利用に関する取り組みを行ってきた。今後も、地域社会に貢献しながら持続可能な社会を目指し、社会に良い影響を与える取り組みを進めていく。これからの活動に注目したい。

会社概要

エレコム株式会社は、大阪市に本社を置き、1986年からIT関連製品を中心に事業を展開してきた。近年では、ヘルスケアやゲーミング、調理家電など多様な分野に進出し、より便利で快適な製品を提供している。「Better being」というパーパスを基に、企業として持続的な成長を目指している。

エレコムについて詳しくはこちらを。新たな社会貢献への一歩を踏み出すエレコムの取り組みには、地域社会からの期待が寄せられている。