WOW WORLDが北國銀行に提供したメール配信システム導入事例
株式会社WOW WORLDは、企業や団体の顧客体験(CX)を向上させるためにさまざまなサービスを展開しており、その一環として株式会社北國銀行にメール配信システム「WEBCAS e-mail」とAPIサービスを導入しました。このシステムの導入により、北國銀行は顧客への情報発信を一層強化することに成功しています。
北國銀行とその位置付け
石川県金沢市に本店を置く北國銀行は、地域に根ざした金融機関として、石川、富山、福井の北陸三県を中心にサービスを展開しています。顧客に対して信頼性の高いサービスを提供するため、率先して業務のデジタル化を進めており、メール配信システムもその一環です。
北國銀行では「WEBCAS e-mail」を活用し、部門を横断して月間200万通に及ぶメールを配信しています。ここでは実際にどのようなメールが配信されているのか、具体的な内容を紹介します。
WEBCAS e-mailの活用法
「WEBCAS e-mail」を導入したことで、北國銀行では以下のような幅広い用途でメールを活用しています。
- - 顧客向けプロモーション:キャンペーンやサービスの案内を効果的に配信。
- - アンケート依頼:顧客の声を反映したサービス改善に役立つ情報を収集。
- - 重要な事務連絡:顧客にとって重要な情報を迅速に届ける。
- - 法人向けインターネットバンキングの取引通知:自動的に取引の確認通知を送信。
- - 未承認のリマインド:お客様が見逃した取引をお知らせ。
特に、メール一斉配信APIを使用することで、大量のメールを効率的に配信することができ、企業の運営におけるスピード感を向上させています。さらに、ユーザーデータの更新や特定のアクションに基づいて即時にメールが送信される「WEBCAS realtime mail」も活用され、デビットカードアプリのワンタイムパスワードの通知などにも利用されています。
システム導入の背景と効果
北國銀行では、以前使用していたメール配信システムの使い勝手に不満を抱いており、より効率的で手軽に使えるシステムを求めていました。そして、2020年に「WEBCAS e-mail」を導入することを決定。その後、法人向けサービス「北國デジタルバンキング」のリリースに合わせてWEBCASのAPIサービスも取り入れたのです。
導入後、北國銀行の担当者からは「サポートが手厚く、安心して利用できている」「メール配信の環境が整っており、配信効果が高い」との声をいただいています。特に、IPレピュテーションを向上させるための手間を最小限に抑えられる点に高い評価が集まっています。
進化する金融サービスの未来
WOW WORLDが提供する「WEBCAS」シリーズは、メール配信だけにとどまらず、さまざまなチャネルを通じて企業と顧客とのコミュニケーションを強化するための多機能なアプリケーションです。北國銀行の教育やマーケティングなど、広くビジネスに活用されることで、金融業界におけるデジタル化が進んでいくことでしょう。
今後も、WOW WORLDと北國銀行のパートナーシップが、地域に根ざしたサービスを支える重要な要素となっていくことが期待されます。詳しい導入事例については、
こちらのインタビューをご覧ください。