墨東病院エレベーター改修
2024-10-23 19:32:39

東京都立墨東病院、最新技術を導入したエレベーター改修を完了

東京都墨田区に位置する東京都立墨東病院は、1961年に設立された地域の中核を担う総合病院です。このたび、日本オーチス・エレベータ株式会社が、同病院におけるエレベーター21台とエスカレーター2台の改修プロジェクトを無事に完了しました。

この改修は、患者や職員の利便性を向上させることを目的に、2014年から始まった複数年にわたるプロジェクトであり、病院の運営や医療現場に優しい配慮が施されています。改修されたのは、診療棟にあるエレベーター4台とエスカレーター2台、病棟のエレベーター17台です。これによって、全体的な耐震性や安全性が格段に向上しています。

特に注目すべきは、エレベーター内に導入されたアクセシビリティ機能です。この機能には、手すりや操作盤の設置が含まれており、車椅子利用者や高齢者にも優しい設計が施されています。また、LED照明の採用により、エレベーター内部は明るくなり、省エネルギーにも寄与しています。さらに、運行管理システムの最適化によって、効率的なフロア移動が実現されています。

改修工事を行う上で、日本オーチスは慎重な準備を行い、交通量が少ない時間帯に資材の搬入や搬出を実施しました。振動や騒音が懸念される作業は、外来患者が利用しない休診日に行うなど、配慮がなされています。このような工夫により、工事期間中も患者が安心してエレベーターを利用できる環境が整いました。

プロジェクトを監督した日本オーチスの社長、パトリック・ヨング氏は「墨東病院のエレベーターとエスカレーターの改修を任せていただけたことを嬉しく思います。工事期間中の混乱を避けるため、長期的な計画を立てて進めました。患者様や医療従事者が快適で安全に移動できる環境を提供できたことに大変光栄に思っています」と述べています。

また、東京都立墨東病院の事務局長である宮川聡史氏は、「当院は24時間体制で運営されているため、改修工事中も安心してエレベーターを利用できることが最大のメリットでした。改修後は、車椅子の方もより使いやすく、内部の色調も落ち着いた印象を与え、快適な利用体験ができるようになりました」とコメントしています。

今回のプロジェクトは、東京都立墨東病院が提供する医療サービスの向上に寄与し、患者や職員の方々にとってより快適な移動空間を実現するための重要な一歩となりました。

改修されたエレベーターとエスカレーターは、今後多くの人々に利用され、より良い医療環境を支える力となることでしょう。詳細な様子は、下記のリンクからご覧いただけます。

東京都立墨東病院の様子を収めたビデオ


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会社情報

会社名
日本オーチス・エレベータ株式会社
住所
東京都中央区新川2-27-1東京住友ツインビルディング東館13階
電話番号

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