2025年度全国ロードサービス競技大会選考会が尾道で開催
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)中国本部が主催する全国ロードサービス競技大会の選考会が、2025年5月21日(水)と22日(木)の二日間、広島県尾道市御調町にある尾道ふれあいの里で行われることが決まりました。この競技大会は2年ごとに開かれており、今回の選考会には中国地方から選ばれた7名の選手が集まり、接客や救援技術の腕を競います。
前回の成功を踏まえて
2023年度の全国ロードサービス競技大会では、中国本部が全競技において素晴らしい成績を収め、ついに悲願の総合優勝を達成しました。その成功を受け、今大会でも前回に続く全国大会総合優勝を狙って全力で取り組む姿勢が伺えます。選考会を通じて選手たちの力量向上が図られ、さらにはロードサービスの技術を広く世間に示す良い機会にもなります。
競技内容とスケジュール
選考会は以下のような内容で行われます。
- 時間:15:00~17:30
- 学科試験:15:30~16:45(競技時間は60分)
- 時間:12:00~16:00
- 実技競技
- 実技競技1(タイヤ関連作業):9:00~15:15(25分)
- 実技競技2(レッカー車運転):10:00~15:15(20分)
- 閉会式:15:30~16:00
上記のスケジュールは、その日の天候や状況により変更される可能性があることが予め告知されています。
選抜と次のステップ
参加選手が競技を通過すると、9月の準決勝へ進む権利が与えられます。全国の8地方本部の中で上位3地方本部が選ばれ、10月には富士スピードウェイで行われる決勝へと挑みます。この過程は、各地のロードサービスチームにとっては大きな挑戦であり、全国大会での栄光を目指して選手たちが一丸となって頑張っています。
JAFの価値体験の提供
この大会を通じて、JAFは選手の技能だけでなく、ロードサービスの重要性やその技術の価値体験を提供することを目的としています。また、一般の方々にもその様子を広く公開することで、ファンア層の拡大に貢献することも重要な課題となっています。
全国の優秀なロードサービス隊員が集まり、真剣に技術を競うこのイベントは、自動車利用者にとっても、安心・安全なサービスを提供するための重要な場となります。ぜひ、多くの方々に足を運んでいただきたいです。