令和7年度ICT分野におけるスタートアップ支援で62件が選定

令和7年度スタートアップ創出型研究開発支援事業の結果

総務省は、令和7年度の「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」において、62件の研究開発課題が選定されたことを発表しました。この支援事業は、ICT分野におけるスタートアップの活性化を目的としており、事業化を目指す多くの新しいアイデアを育てることを目指しています。

応募状況

令和7年度の公募は、2023年2月3日から3月31日まで行われ、この期間中に合計310件の応募がありました。この中から、厳正な審査を経て、62件が選ばれました。選定プロセスには、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーの提名による外部専門家や有識者が加わり、選考が行われました。

支援内容

選定された企業や研究者は、今後の所定の手続きを経て、ICT分野での研究開発活動に必要な支援を受けられます。また、研究開発から事業化までをつなぐ「伴走支援」が行われ、投資獲得に向けた助言や支援も提供されます。このように、一貫したサポートを通じて、スタートアップの成功を後押しします。

官民連携の重要性

さらに、選定された候補者は「ICTスタートアップリーグ」と呼ばれる官民連携の取り組みに参加することになります。このイニシアチブでは、企業や研究者が互いに協力し合い、共に成長する環境を作り出すことが期待されています。ICTスタートアップリーグは、参加者が交流し、知見を広める場ともなります。

この支援事業についての詳細は、総務省の公式サイトや専用のICTスタートアップリーグのウェブサイトで確認できます。