AIせんべいの誕生
2022-03-21 10:00:03

おにぎりせんべいがAIを駆使して生まれた新たな味わい「AIせんべい」

おにぎりせんべいが生んだ新たな魅力「AIせんべい」



2023年3月22日、全国のローソンで新商品「おにぎりせんべい AIせんべい」が先行発売されました。この商品は、AI(人工知能)を用いて人々が“やみつき”になる究極の味を追求したものです。一般にお菓子の開発は市場調査を基にした戦略がとられていますが、今回の「AIせんべい」はそのアプローチを一新しました。

AIが導いた味わいの開発プロセス



開発の初めに、データアーティスト様がAIを駆使し、約8万2000件のレシピデータを学習しました。この中から「やみつき」と記載されたレシピの調理食材を抽出し、AIはその組み合わせを1兆回以上シミュレーションしました。その結果、導き出された“やみつき度”はなんと99.8%。これは、他の食材に比べ圧倒的な数字であり、実際にやみつきと言われるキャベツですら60.1%という結果です。

このAIによる高い“やみつき度”をもとに、商品開発チームが最終的に「おにぎりせんべい AIせんべい」という形に仕上げました。AIを基にした科学的アプローチで、人々の味覚が求める真実を追求し、世に送り出したのです。

AIせんべいに込められた思い



商品名「AIせんべい」には、人工知能に対する一般の認識と期待、不安が反映されています。多くの人がAIに対してポジティブなイメージを持つ一方で、「結局何なのか」と疑問を持つ人も少なくありません。この「AIせんべい」というネーミングは、長年愛されてきた「おにぎりせんべい」の信頼と、AIの不思議さを融合させた結果生まれました。手に取った人が不安を忘れ、新しい取り組みを楽しむことができる商品に仕上がっています。

お菓子の未来を切り開く試み



「AIせんべい」の開発プロセスは、従来のものとは全く異なりました。「どのような商品が売れるのか?」という問いから出発するのではなく、AIを持ちいてまず遊び心を持って探求するプロセスが重要視されました。このアプローチは、今までの常識から脱却することを目指しており、業界の枠にとらわれない発想をもたらしました。

日々進化するAI技術を活用することで、今後もお菓子の新たな可能性を引き出していきたいと考えるマスヤでは、お菓子に対する新たな価値を提供し続ける意義を見出しています。他業界とのコラボレーションを通じて、さらなる革新を目指し、お菓子全体に新しい息吹を吹き込むことを目指しています。

伝統に甘んじない姿勢



マスヤは1965年の設立以来、ロングセラー商品「おにぎりせんべい」をはじめとする多くの米菓を展開してきました。そして今もなお、顧客のニーズに応える形で日々改善を重ねています。これからもお客様の声に耳を傾け続け、驚きと楽しさを提供するお菓子作りを進めていく所存です。お菓子の楽しみと安全性を両立させ、いつまでも皆様のそばに寄り添う存在でありたいと願っています。

会社情報

会社名
株式会社マスヤ
住所
三重県伊勢市小俣町相合1306
電話番号
0596-22-0303

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