新たな物流の拠点が厚木に誕生
神奈川県厚木市に位置する新たな物流施設「CREDO厚木」が、クレド・アセットマネジメント株式会社によって竣工され、12月に竣工式が執り行われました。この施設は、大手物流会社であるセンコー株式会社専用の物流センターとして活用されることが決まっており、既に賃貸借契約も締結されています。
交通網とアクセスの良さ
「CREDO厚木」は、東名高速道路と新東名高速道路、さらには圏央道が交差する交通の要所に位置するため、非常に便利なロケーションです。特に新東名「厚木南IC」から約1km、東名「厚木IC」から約2.5kmという近さから、全国各地への配送にも大変適しています。首都圏への配送に加え、名古屋や大阪エリアへの広域配送も容易に行えます。
センコーの物流戦略
センコーは厚木エリアにおけるドラッグストア向け商品や住宅・建材商品の保管および輸送機能の強化を図っており、この「CREDO厚木」を通じて新たな物流拠点として機能させる考えです。これにより、2025年6月に竣工した「CREDO滋賀竜王」に続く2拠点目の活用が実現します。また、センコーでは一部エリアについて寄託荷物の募集も行っており、利用機会が拡がる見込みです。
施設の設計と環境への配慮
「CREDO厚木」には、オフィスエリアも充実しており、事務室や休憩室、荷受室など、柔軟に対応可能なスペースが設けられています。さらに、外観や外構には環境に配慮したデザインや植栽が施されており、周囲との共生を意識した設計がなされています。
この施設は、太陽光発電システムを導入しており、生成した電力の一部を館内で使用することで再生可能エネルギーの利用が可能です。また、省エネ設備を取り入れ、環境配慮に優れたサステナブルな施設としてCASBEE認証Aランク、BELS認証6☆およびZEB Ready認証を取得しています。
クレド・アセットマネジメントの使命
クレド・アセットマネジメント株式会社は、不動産アセットマネジメントを専門とする企業で、2021年に設立されました。顧客の資金を最大限に活用し、物流施設、商業施設、住宅、ホテルなど多様な不動産に関する課題を解決することを目指しています。企業名の「クレド」は、ラテン語で「信条」を意味し、すべてのステークホルダーから信頼される企業でありたいという願いが込められています。
物流業界への幅広い貢献
全国にある様々な物流施設のソリューションを提供する中で、クレド・アセットマネジメントは、品質と機能性にこだわり、物流業界の課題解決に寄与し続けることを目指しています。新たな物流拠点の開設は、その一環として地域社会にも新たな価値を提供することに寄与しています。
このように「CREDO厚木」は、物流業界の変革に寄与し、厚木エリアにおける重要な拠点として機能することが期待されています。今後の施設運営に引き続き注目が集まります。