おてらおやつクラブのシンポジウム開催レポート
2024年度の啓発事業として、認定NPO法人おてらおやつクラブが主催する「全国行脚おてらおやつクラブと一緒に子どもの貧困について考えよう」が行われました。このシンポジウムは全国8か所で開催され、北は北海道から南は福岡県まで多くの参加者が集まりました。総勢270人以上が、オンラインを含め、自らの言葉や体験を持ち寄り、子どもの貧困問題について真剣に考える機会となりました。
シンポジウムの目的と意義
今回のシンポジウムは、おてらおやつクラブの役割や、お母さんや子どもたちから寄せられた「声」を直接伝えることを目指し、設けられました。10年の活動の中で、支援が足りない現状を踏まえ、より多くの人に問題を知ってもらうことが重要とされており、その認識が深まった場となったのです。
会場では、参加者同士が自らの取り組みや考えを共有し合う場を設け、さまざまな支援のネットワークが広がる機会が生まれました。「たよってうれしい、たよられてうれしい」とのキャッチフレーズのもと、互いに感謝の気持ちを伝え合う温かな会話が生まれ、参加者全員が一体となって子ども支援の輪を広げる努力が感じられました。
福岡会場の様子
11月11日(月)に行われた福岡会場では、多くの方が参加し、活気ある意見交換が行われました。ここでも、寺院と団体の代表者が集まり、相互に感謝の言葉を伝えることで、信頼関係が深まる瞬間が生まれました。このような関係を築くことが、今後の支援活動においても重要な要素となることでしょう。
参加者の生の声
参加者からは次のような声が寄せられています。「実際に会場でのイベント参加は初めてでしたが、体験型のイベントを通じておてらおやつクラブの活動が身近に感じられ、今後も継続的にサポートをしていきたいと思いました」など、多くの参加者が感激の様子で語りました。このシンポジウムが、子どもの貧困問題解決に向けた第一歩となるとの期待が寄せられています。
今後の展望
おてらおやつクラブは、今後も「たよってうれしい、たよられてうれしい」という社会の実現を目指して、さまざまな活動を続けていく意向です。しなやかなコミュニティの形成が子どもたちの未来を照らす鍵となるはずです。引き続き、寄付やご支援の呼びかけも行われています。
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おてらおやつクラブの詳細情報や活動については、Webサイトをご覧ください。
おてらおやつクラブ公式サイト
活動状況の詳細に関しては、2023年度インパクトレポートもご参照ください。
2023年度インパクトレポート