祖母の想いを受け継ぐ
2025-12-26 13:19:53

祖母の想いを受け継ぐ住まいに生まれ変わったテナントビルの魅力

株式会社ナサホーム、全国優秀賞を受賞



株式会社ナサホームは、一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会が主催する「ジェルコリフォームコンテスト2025」のデザイン部門で全国優秀賞を受賞しました。受賞に至った作品は、『「大切なモノ」を生き返らせる家づくり』。このリフォーム事例は、築44年のテナントビルの上層階を、施主様の祖母の想い出を反映した居住空間に生まれ変わらせるプロジェクトです。

祖母の想いを受け継いで



このプロジェクトは、施主様が所有していたテナントビルの6・7階部分への移住に伴う、全面改装が目的でした。長年空き家となっていたこのスペースは、時間の経過とともに老朽化が進んでいました。しかし、施主様は「祖母が大切にしていた応接セットを、これからも使い続けたい」という強い想いを持っていました。そのため、「日常の中でゆったりと過ごせる、大人のための住まいにしたい」という願いは、リフォーム計画の出発点となりました。

ただのリノベーションではなく、施主様の“記憶を受け継ぐ住まい”を目指した今回のプロジェクトは、丁寧な対話を重ねて進められました。

設計のポイント



このリノベーションを担当したのは、ナサホームの羽田武大、瓜生拓矢、坂元明子の3人です。彼らは、建物の象徴である螺旋階段を居住空間の中心に配置し、水廻りの配置を見直しました。限られた床面積の中で浴室や洗面スペースを快適に配置し、生活動線の利便性を確保しています。また、住まいの印象を大きく左右する玄関には、あえて“余白”を重視したロビー空間を設計しました。そこには、祖母の代から受け継がれているクラシックな応接セットが主役として配置されており、グレーを基調としたシンプルモダンな空間の中に家族の歴史が自然と溶け込むようにデザインされています。

この住まいの大きな特徴は、「時を重ねるデザイン」。時間の経過と共に価値が深まるように設計されています。

評価と受賞



審査においては、メゾネット特有の螺旋階段をプランニングの核とし、上下階の一体感を高めるためのガラス引き戸による空間構成が高く評価されました。また、思い出の品を住まいの中心に据えることで、ゆとりある暮らしの情景が自然と想起される点が功を奏しました。結果、「住まい手の人生に寄り添う、完成度の高いリフォーム事例」として、多くの評価を受けています。

日本住宅リフォーム産業協会について



一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会(JERCO)は、1983年に設立され、日本初の「リフォーム関連企業」による全国組織です。質の高いリフォームの普及と業界全体の健全な発展を目指して活動を続けています。具体的な取り組みについては、公式サイト(https://www.jerco.or.jp/)をご覧ください。

株式会社ナサホームについて



株式会社ナサホームは、創業以来「快適で幸福な住空間の創造提供」というミッションを掲げています。関西・関東・中京エリアを中心にリフォーム事業を展開しており、今回の受賞を糧に、住まいが持つ本来の価値とその背後にある想いを大切にしながら、個々のライフスタイルに寄り添った住まいづくりに力を入れていきます。


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会社情報

会社名
株式会社ナサホーム
住所
大阪府大阪市北区角田町8番1号大阪梅田ツインタワーズ・ノース17階
電話番号
06-6363-7373

トピックス(ライフスタイル)

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