EV充電器設置進化
2024-07-30 12:38:04

ジゴワッツの高出力EV充電器が駐車場設置、待ち時間短縮へ

EV充電の新たなステージ、ジゴワッツの挑戦



EV(電気自動車)の普及が進む中、充電インフラの整備は避けて通れない課題です。ジゴワッツ社が開発した高出力EV用普通充電器「産業用モデル」が、2024年7月26日に極東開発パーキングの機械式駐車場に設置されました。この新モデルにより、充電待ち時間が最大60%短縮される見込みで、EV利用者の利便性が大いに向上することが期待されています。

充電インフラの課題とジゴワッツの解決策



EVの利用をさらに便利にするためには、充電インフラの整備が不可欠です。特に、機械式駐車場は全国に325万台以上存在し、その中の約25%が東京都に集中しています。こうした駐車場にEV充電器を設置することが、EVの普及に大きな影響を与えるでしょう。しかし、従来のコンセントタイプの充電器では、ケーブルの扱いや出力、予約が必要といった課題がありました。

そこで、ジゴワッツの「産業用モデル」は、これらの課題をクリアするために開発されました。最大出力8kWの本充電器は、従来の充電器の約2.6倍の速度で充電できるため、EV利用者は待ち時間を大幅に減らすことができます。さらに、ケーブルが一体型になっているため、利用者は持参する必要が無く、充電の利便性が格段に向上します。

機械式駐車場への設置例



ジゴワッツと極東開発パーキングは共同でEV用充電器の設置プロジェクトを進めており、その一環として、2023年7月には日本最小のEV用充電器「Ella」も設置されました。今回の「産業用モデル」の設置は、充電インフラとしての新たな可能性を示すもので、今後の展開に注目が集まります。

利用者への恩恵



サステナブルな社会の実現に向けて、EV充電ステーションの整備は重要なテーマです。「産業用モデル」の導入により、EV利用者は以下のメリットを享受できます。

1. 待ち時間の短縮: 最大8kWでの急速充電により、充電時間が短縮され、利用者は時間を有効に使えるようになります。
2. 予約不要: システムとして電力を効率的に管理することで、全ての充電器を同時に使用でき、事前予約の手間が省かれます。
3. 一体型設計: ケーブルが標準で装備されているため、利用者は負担なく充電を行えます。

未来の展望



ジゴワッツと極東開発パーキングは、今後もEV充電器の設置を推進し、充電環境の向上に努めます。また、充電インフラの高度化のため、ソフト面でもシステムの連携を強化していく方針です。この結果、EV利用者や設置事業者にとってより便利で快適な充電環境が整うことが期待されます。

このプロジェクトは、カーボンニュートラルな社会の実現に向けた大きな一歩として位置づけられており、ジゴワッツは今後もさまざまな技術革新を通じて、持続可能な未来を目指していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ジゴワッツ
住所
東京都中央区日本橋馬喰町2−3−3
電話番号
03-4582-2015

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