JEMSが新たに「MotionBoard」を販売開始
株式会社JEMS(本社:茨城県つくば市、代表取締役:須永裕毅)は、ウイングアーク1stが提供するBIツール「MotionBoard」の販売を2025年12月1日より開始することを発表しました。この取り組みは、「静脈インフラをITで創造する」という企業のパーパスに基づき、廃棄物処理・リサイクル業界における業務の効率化と経営改善をサポートします。
BIツール「MotionBoard」とは
「MotionBoard」は、データを視覚化し、経営指標の見える化を実現するツールです。現在、廃棄物処理・リサイクル業界では、受け入れ、収集運搬、処理などの過程で膨大なデータが生成されていますが、多くの企業は「活用できていない」という課題に直面しています。JEMSは、これらの現場データをBIツール「MotionBoard」と連携することで、分析を通じて業務改善を促進する仕組みを作り上げました。
具体的なサービス内容
「MotionBoard」との連携により、JEMSが提供する産業廃棄物処理・リサイクル業界特化型基幹システム「環境将軍R」で蓄積された多様なデータがグラフやチャート、ダッシュボードとして視覚化されます。経営層や管理者、現場担当者は、共通の指標を使って迅速に業務判断を下すことが可能になります。
テンプレートと導入メリット
この新システムでは、業界に特化したオリジナルテンプレートがMotionBoard導入時に提供されます。これにより、初期構築の手間を大幅に軽減し、すぐに利用を開始できるデータ分析環境が整います。例としては、当期売上高推移や前年同月比、コース別売上高などの分析が即座に行えます。
今後の展望
JEMSは、廃棄物処理・資源リサイクル業界に特化したDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、データ活用による経営改善をさらなる重点分野として取り組む方針です。現在提供するテンプレートは主に一般廃棄物処理業(古紙)向けですが、今後は建設廃棄物やその他業種に対応したテンプレートを開発し、営業分析や経営戦略のさらなる強化を図ります。加えて、現場と経営を結ぶ新たな分析機能や指標も追加し、より進化したデータの活用を支援していきます。
結論
今回のMotionBoardの導入により、産業廃棄物処理業界におけるデータ分析の重要性がさらに高まり、企業は競争力を増すことが期待されます。これからのJEMSの活動にご注目ください。