豊中市で新たなデジタル支援事業が始動
デジタル技術の進化に伴って、デジタルを扱えない人々との間に生じている「デジタル・デバイド」。この問題を解決するため、株式会社スピードが豊中市で進める新しい取り組みが注目を集めています。学生との連携を活かして、地域住民に対するスマホ教室「初心者向けスマホ教室」を開催し、デジタルへのアクセス向上を目指しています。
取り組みの背景と目的
豊中市では、デジタル技術の普及を促進するために、「Urban Innovation TOYONAKA」プロジェクトの一環として、この実証実験を実施することが決定しました。このプロジェクトの下、デジタルに不慣れな住民に対して、学生がサポーターとして指導する仕組みが構築されます。特に、スマートフォンの基本的な操作方法を学ぶことで、市民がより便利にデジタルツールを利用できる環境を整えることを目指しています。
「学生スマホサポーターズ」の役割
「学生スマホサポーターズ」は、18歳以上の学生を対象に募集されており、デジタルに不安を抱える方々への手厚いサポートを行います。相談会では、スマートフォンを使った写真の撮影方法やLINE、メールの操作法など、基本的なデジタルスキルを学ぶことができます。また、この活動は世代間交流を促進し、地域の活性化にも寄与することが期待されています。
スマホ相談会の詳細
スマホ相談会は、令和6年11月から行われ、全5回実施される予定です。実施時間は、平日の日中で、約2〜3時間程度のプログラムとなります。具体的な開催場所は豊中市内の公共施設などが予定されています。特に、参加者が地域住民と交流することで、普段の生活にデジタルがどのように役立つかを実感できる機会となるでしょう。
参加申し込み方法
「学生スマホサポーターズ」への参加は、オンラインフォームから申し込むことができます。締切は令和6年10月17日(木)ですので、興味のある学生は早めの応募をおすすめします。詳細については、豊中市の公式ウェブサイトをご覧ください。
お問い合わせ先
このデジタル支援事業に関するお問い合わせは、株式会社スピード(電話番号: 052-253-8721)や、豊中市のデジタル戦略課(電話番号: 06-6858-2669)までお願いいたします。興味をお持ちの方はぜひご連絡ください。
株式会社スピードについて
株式会社スピードは、愛知県瀬戸市に本社を置き、2012年に設立されたクリエイティブカンパニーです。エンターテインメントとデジタル技術を組み合わせた多彩な事業を展開しており、3DCG、VFX、モーションキャプチャー、メタバース、NFTなど、幅広い分野で活躍しています。地域のデジタル環境を改善し、より多くの人がデジタル社会を享受できるよう、これからも多様な取り組みを続けていくことでしょう。