EC運営を支える新機能『EC-Tracking』の進化
EC事業者にとって、商品がどのように表示されているのかを知ることは非常に重要です。この度、株式会社アイコンコーポレーションが提供するChrome拡張機能『EC-Tracking』がバージョン1.4.3にアップデートされ、自社商品の位置をより詳細に把握できるようになりました。この新機能について詳しく見ていきましょう。
目視チェックの負担を軽減
最近のEC業界でも、運営者が毎朝行う作業として「何位に表示されているのか」を確認する目視チェックは未だに多く見られます。楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングを開いて、自社の商品がどの位置にあるかを確認し、結果を手動で記録する事は、特に忙しい店舗運営者にとって大きな負担となることがあります。この目視作業を自動化するのが『EC-Tracking』です。
新機能の特徴
今回のアップデートでは、これまでの検索順位追跡に加え、「サジェスト収集」という新たな機能が追加されました。これにより、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングに加え、メルカリにおける検索候補となるキーワードの変動を毎日記録し、自社商品の現在地をより立体的に分析できるようになったのです。
三層構造が可能にした情報の可視化
1.
検索順位の追跡
自社商品が登録したキーワードで、楽天、Amazon、Yahoo!の検索結果におけるオーガニック順位を毎日自動で記録します。広告枠の順位を除外して純粋なオーガニック順位のみのデータを取得できます。
2.
ランキング入賞の把握
楽天市場内でのジャンル別ランキングにおいて、自社商品が何位に入賞しているのかを毎日取得し、動向を記録。これにより、入賞を維持するための戦略をデータに基づいて分析できます。
3.
サジェスト収集
ユーザーが何を探しているかを示す需要の先行指標であるサジェストキーワードの変動を記録。新しい検索候補や消えた候補、順位変動を毎日スナップショットとして保存し、データを視覚化します。
この三層のデータにより、運営者は自社商品がどのように見られているのか、どのように評価されているのか、そして顧客の求めるものが何であるのかを、明確に把握することができるようになります。
開発者の想い
この更新に関してアイコンコーポレーションの代表取締役・倉持 匡志氏は、「自社商品は、モールの何丁目何番地にいるのか」と問うことで、EC店舗が現在地を正確に把握する重要性を強調しています。順位やランキングの確認を、単なる記憶だけでなく、客観的なデータとして持つことで、戦略的な判断ができると述べています。
使い方と料金プラン
『EC-Tracking』はChromeウェブストアから無料でインストールでき、初期プランではキーワード3件、1日1回のデータ収集が可能です。
さらに、ProプランやBusinessプランにアップグレードすることにより、取り扱えるキーワード数やデータの保存期間を大幅に拡大できます。特にBusinessプランでは、最新のサジェスト収集機能を利用して長期的なデータ分析が可能になります。
まとめ
EC運営の現場で実際に役立つこの新機能『EC-Tracking』は、単なる順位確認のツールではなく、マーケティング戦略立案を支える強力な武器となるでしょう。商機を逃さず、日々変動する市場に柔軟に対応するための鍵となることが期待されています。自社商品の位置を把握し、無駄な時間を省くためにも、このアップデートを積極的に利用していきましょう。