インプレスが国際規格のクラウドセキュリティ認証を取得
株式会社インプレスは、顧客の情報を安全に守るための強力な一手を打ちました。情報通信技術の分野で活躍する同社が開発したクラウドサービス、「iCAS/連結DX」と「iFUSION」が、国際規格であるISO/IEC27017のISMSクラウドセキュリティ認証を取得しました。この認証により、充実した運営体制が第三者機関によって確認され、情報資産保護に対する社会的要請に応えた形となります。
認証取得の背景
インプレスは、顧客の情報を守るため、2008年にはISMS認証(ISO/IEC 27001)を取得。その後も、クラウドサービスの利用が広がる中での特有なリスクに対応すべく、ISMSクラウドセキュリティ認証の取得に至りました。この取り組みにより、同社のクラウドサービス運営が国際基準に準拠していることが明確になり、顧客への信頼性も向上しました。
ISMS認証およびクラウドセキュリティ認証について
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)は、組織が情報資産に関するリスクを効果的に評価し、適切なセキュリティレベルを設定する仕組みです。ISMS認証は、国際規格であるISO/IEC 27001に基づいて取得され、第三者機関による審査を経て認定されます。一方、ISMSクラウドセキュリティ認証は、クラウドサービス特有の管理策を実施しているかを評価し認証する制度です。クラウド利用者と提供者間の責任分担を明確にし、信頼性の向上に寄与しています。
認証サービスの詳細
連結決算システム「iCAS」
「iCAS」は、20年以上の開発実績をもつインプレスが大手監査法人と共同開発した連結会計システムです。このシステムは、効率的で正確な連結決算を実現するために、情報収集やエラーチェック機能が充実しています。
予算管理向け「iFUSION」
「iFUSION」は、予算管理や人事評価など、さまざまな業務をExcelで効率的に行えるクラウドサービスです。簡単な操作性が特徴で、既存のExcel資産を活用できる低負荷での導入が可能です。
これらのサービスは、企業のバックオフィス業務を支える上で重要な役割を果たしており、多くの企業に利用されています。
今後の取り組み
インプレスは、「技術の前に人ありき」という経営方針に基づき、情報セキュリティマネジメント体制の強化と社員教育を推進しています。クラウドサービスの運営体制も強化し、法令遵守を徹底しながら、引き続き安全なサービスを提供していく方針です。
会社概要
インプレスは、情報通信領域で成果を上げている企業であり、特にExcel業務効率化ソリューションや連結会計トータルソリューションに注力しています。東京都中央区に本社を構え、112名の従業員が活躍中です。
お問い合わせ
本件に関する詳しい情報や質問については、公式ウェブサイトまたはお問い合わせ窓口までご連絡ください。これからもインプレスは、顧客のニーズに応える安全で信頼性の高いクラウドサービスを提供していきます。