大阪万博で「居場所」を考える国際フォーラム
2025年6月28日、約束の地、大阪・関西万博会場で「IBASHOネットワーク会議2025」が開催されます。このイベントは、認定NPO法人「むすびえ」といのち会議の共催によって実現し、リアルとオンラインの「居場所」の重要性を探る場となります。参加費は無料ですが、万博の入場チケットが必要です。
フォーラムの目的と背景
現在、私たちの社会では、子どもや若者がネット上でつながることが当たり前になってきています。それと同時に、リアルの世界でもコミュニティの形成がますます重要視されている中、「居場所」が求められるようになりました。特に、誰もが安心して過ごせる「居場所」の整備は、現代社会において急務と言えるでしょう。このフォーラムでは、居場所の新たな可能性について、参加者全員で活発に議論を交わします。
オンラインプラットフォームとの連携
フォーラムでは、人気の短編動画プラットフォーム「TikTok」とのコラボレーションも行い、若者に親しみやすいコンテンツを提供します。「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに基づき、未来の「居場所」を描き出します。この取り組みは、社会のさまざまな分野からの参加者と共に、リアルな居場所の枠を超えたコミュニティの形成を促進します。
当日のプログラム
イベントは、午後2時からスタートし、様々なトークセッションが予定されています。
- - オープニングトーク: イベントの趣旨説明と目的
- - トークセッション①「居場所ってなに?」: 子ども食堂の運営者や中高生と共に居場所の概念について対話。
- - トークセッション②「居場所の進化と多様化」: デジタル技術を駆使した新たな居場所の可能性を探ります。
- - トークセッション③「これからの居場所づくり」: 政策担当者や若者ともに未来の社会基盤を模索します。
- - 「IBASHO宣言」の発表: 参加者の声を集約し、未来へのメッセージを発信。
登壇者のラインナップ
このフォーラムには、様々な分野の専門家や若者たちが登壇します。例えば、早稲田大学教授の石田光規氏や、こども家庭庁の安里賀奈子氏など、居場所づくりや子どもの権利に関心を持つ団体のリーダーが一堂に会し、意見を交わします。さらには、TikTokのクリエイターや学生たちも参加し、多様な視点から議論を展開します。
「居場所」が持つ力
居場所は、私たちの社会で最も重要な要素の一つです。特に、孤立と向き合う子どもや若者にとって、安心して過ごせる空間がどれほど大切か計り知れません。このフォーラムは、社会全体で居場所を考える機会として捉えられ、多くの人々が共感し、協力しながら新たな未来を描ける事を願っています。
今後の展望
日本国内だけでなく、海外の視点を取り入れることで、より多様性のある居場所づくりが進むことを期待しています。「IBASHOネットワーク会議2025」が、居場所づくりの新しい扉を開くきっかけとなることを切に願っています。
この特別なフォーラムに、ぜひご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております!