アリヴェクシスとアステラス製薬の新共同研究
アリヴェクシス株式会社がアステラス製薬と新たな共同研究契約を結び、創薬の新たな道を切り開くこととなりました。この取り組みは、2024年6月から始まり、2025年9月には同社が研究成果に権利を持つ選択肢を取得することが見込まれています。
共同研究の内容
本共同研究は、アステラス製薬が指定する創薬のターゲット分子に焦点を当てており、アリヴェクシスの先進的な計算創薬プラットフォーム「ModBind™」を活用します。このプラットフォームにより、新しい低分子化合物が発見され、革新的な治療薬の開発が進められます。アリヴェクシスは、計算創薬の技術を駆使したin silico評価に加え、化合物の設計や合成、評価などの実験的な調査も行います。
ModBind™の技術
「ModBind™」は、アリヴェクシス独自の技術であり、低分子化合物と標的タンパク質間の結合強度を、高速かつ高精度に予測できるシミュレーション技術です。この技術は、実験データに依存せず、様々な新薬の開発において有用性が証明されています。すでに5つの臨床候補化合物を生み出し、その一つであるMDI-0151は、2024年6月にスイスの企業へ約425億円で導出される見込みです。
GENIACプロジェクトとの連携
さらに、アリヴェクシスは、経済産業省とNEDOによる「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」プロジェクトに参加しており、ModBind™をAIの学習モデルに組み込むことで、従来の創薬生成AIの予測性能を向上させる成果を上げています。これにより、新薬開発のプロセスが加速されると期待されています。
CEOのコメント
アリヴェクシスのCEO、木村俊は「アステラスとの2プロジェクト目の共同創薬プロジェクトの契約締結を発表できることを大変嬉しく思います。この提携により、[i]ModBind™シミュレーション技術を活用し、新しい臨床候補化合物の発見に貢献できることを楽しみにしています」とコメントしています。
企業紹介
アリヴェクシスは、最先端の創薬テクノロジーを導入したネットワーク型創薬企業で、2016年に設立されました。東京都港区に本社を構え、現在は木村俊を代表取締役CEOとし、科学の力を駆使して新しい医療を提供することを目指しています。企業のウェブサイトは
こちらです。