北陸福井サステイナビリティサミット開催へ
2025年1月29日(水)、福井市で「第3回北陸福井サステイナビリティサミット」が開催されます。このイベントは、一般社団法人地域サステイナビリティ総合研究所が主催し、地域経済や観光産業の活性化を目指して行われるものです。
このサミットは、地域のサステイナビリティに重点を置きつつ、持続可能な経済発展にも寄与するための重要な機会です。福井県をはじめとした北陸地方の地域経済を活性化するための戦略や政策について、様々な分野の専門家が集まり議論を交わします。
SDGsとサステイナビリティの理解
2015年から世界で広まっているSDGs(持続可能な開発目標)は、私たちの未来に関する重要な指針です。しかし、日本ではサステイナビリティが「エコ」や「環境配慮」と密接に結びつけられて考えられるケースが多いのが実情です。実際には、サステイナビリティとは、経済、社会、環境の全てに目を向けたより広い概念です。特に北陸福井サステイナビリティサミットでは、地域の課題解決に向けた具体的なアプローチを進めることが期待されています。
2024年の取り組み
前回の前回サミットは、福井市のにぎわい交流施設で行われ、約100名の参加者が集まりました。この場では、福井の観光に関する課題や未来について活発に意見が交わされました。観光庁や地域の事業者からの見解もあり、具体的な施策としての議論がなされました。
第3回サミットのプログラム
第3回サミットでは、観光庁の関係者による講演、日本の観光産業についての基調講演が予定されています。また、越前市を中心に観光事業の現状と未来についてのシンポジウムも開催される予定です。
- - 日時: 2025年1月29日(水) 13:00 - 17:00
- - 会場: 福井市にぎわい交流施設3F多目的ホール ハピリンホール
- - 主催: 一般社団法人 地域サステイナビリティ総合研究所
特別協力には株式会社ALL CONNECTや北陸観光DMC株式会社などが名を連ね、地域のさまざまな団体と連携する形で進行します。後援には内閣府地方創生推進事務局や観光庁なども参加しており、国を挙げての取り組みとなっています。
登壇者とシンポジウム内容
主な登壇者には福井県の副知事や観光庁の長官、さらには地域の大学教授などが揃い、それぞれが専門知識をもとにした発表を行います。
シンポジウムは3部構成となり、各部では産学連携や観光ガイド育成の重要性、高付加価値を実現するための観光施策等に焦点を当てます。地域経済活性化と観光戦略を併せて考えることで、今後の方向性をより具体的に描くことができるでしょう。
今後の展望
福井県を含む北陸地方が抱える課題やその解決策について情報を共有することで、地域の結束を強め、持続可能な観光産業の確立が期待されます。地域経済を支えるための大切なイベントとして、多くの方々の参加が望まれます。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。詳細は公式ウェブサイトで確認してください。
このサミットを通じて、地域の活性化に向けた新たな知見やネットワークが構築されることが期待されます。皆様のご参加をお待ちしております。