認知症ポータルサイト「テヲトル」が新たにリニューアルオープン
2024年10月1日、Theoria technologies株式会社が運営する認知症情報サイト「相談e-65」が全面的にリニューアルされ、新たに「テヲトル」としてスタートしました。このサイトは、認知症に関する情報を集約したポータルサイトで、今後は日本における認知症支援の重要なプラットフォームとなることを目指しています。
リニューアルの背景
日本では、2025年までに65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症を発症すると予測されています。これに伴い、政府は「認知症基本法」を施行し、認知症の人々が安心して暮らせる共生社会の実現を目標に掲げています。このような背景の中、テオリアは認知症についての正しい情報を提供し、当事者やその家族の不安を取り除くために「テヲトル」を立ち上げました。
サイト機能の充実
新たなテヲトルでは、認知症の症状や治療法、介護方法に関する情報が多岐にわたり掲載されています。特に、検索機能が強化され、利用者はカテゴリ別、キーワード別、タグ別に情報を簡単に探し出せるようになっています。これにより、訪問者が自分に合った情報を素早く見つけることができるようになりました。
サイト名・ロゴ・デザインの変更
リニューアルに際し、サイト名やロゴ、デザインも一新しました。新しいサイト名「テヲトル」は、日本語で「手をとる」という意味を持ち、認知症に関わる人々を支え合う姿勢を反映しています。また、ロゴデザインも刷新され、手をとり合う形が抽象化されたものに変更されました。これにより、訪問者に優しさや安らぎを提供するメッセージが込められています。
URLの変更
サイトリニューアルに伴い、URLも以下のように変更されました。旧URLをブックマークしている方は、新しいURLに変更することをお勧めします。
今後の展望
テオリアは「テヲトル」を通じて、認知症に関する情報提供を始め、当事者やその家族、医療関係者とのつながりを強め、自分らしく生きるための支援を行います。また、ユーザビリティを向上させながらコンテンツを充実させ、社会全体で認知症についての理解を深めることを目指しています。「テヲトル」は、多くの人々にとって、認知症との向き合い方を考える際の頼りになる情報源となることを目指しています。
テオリアが提供するこの新しいプラットフォームは、認知症に関連する情報を求めているすべての人々にとって、有用なリソースとなるでしょう。今後も継続的に情報を更新し、幅広いニーズに応えていくことに期待が寄せられています。