神戸学院大学「土曜公開講座」で学ぶ新しいスポーツコーチングの視点

神戸学院大学の土曜公開講座でスポーツコーチングを再考

神戸学院大学が約50年間にわたり続けている「土曜公開講座」が、今秋も多くの参加者を迎えることが期待されています。この講座は、地域との交流を深めるために設けられたもので、開催当初から今日に至るまで数多くのテーマを取り上げてきました。今回は特に、現代社会の教育やスポーツに関連するトピックが用意されています。

プレーヤーを中心にした新しい指導法

10月4日の講座では、共通教育センターの西脇満教授が「プレーヤーズ・センタードなスポーツコーチング」というテーマで話をします。この新しいコーチング手法は、選手を中心に据えたアプローチであり、彼らの成長や自立を支援することを目的としています。日本スポーツ協会もこの方法を推奨しており、真の意味での選手育成に資するとされています。

この講座では、具体的なコーチング手法の内容や、その必要性がどのようにして認識され、導入されるに至ったのかを深掘りしていく予定です。

スポーツ指導の未来を考える

　西脇教授は、教育や人材育成の観点からも、今回のテーマが多くのヒントを与えられると信じています。参加者たちとともに、スポーツ指導の在り方や方法論についての考察を深めることで、多様性に富んだ指導法の重要性を理解することができるでしょう。これにより、単なる選手育成ではなく、彼らの個性やニーズに合った指導が進むことが期待されています。

講座の詳細情報

この講座は、2025年10月4日（土）に神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパスD号館のD101講義室で開催されます。入場は無料で、事前申し込みも不要ですので、興味のある方は会場まで直接足を運んでいただければと思います。スポーツに関わる方はもちろんのこと、教育や人材育成に取り組む全ての方々にとって、非常に有意義な時間となることでしょう。