訪問介護業界の変革:ウェアラブルカメラ導入の意義
介護業界が抱える深刻な人手不足。2040年には約58万人に達すると予測されています。そんな中、訪問介護事業を展開する株式会社エイプレイスが、セーフィーのウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus」を導入しました。この革新的な取り組みが、どう業務効率やサービスの質の向上に寄与しているのかを見ていきましょう。
エイプレイスの取り組み
株式会社エイプレイスは、24時間365日対応の「定期巡回・随時対応サービス」を提供しており、ICT化にも力を入れています。特に、一人で利用者の元に訪問するスタッフが直面する不安の解消と質の高いサービスを均一に提供することが求められています。そのため、ベテランスタッフが行う「同行訪問」における指導の課題が抱えています。指導員の移動時間や教育の質のばらつきが大きな問題となっていたのです。
障害となる「手順書」の課題
さらに、各利用者の状況を伝える「手順書」の作成も問題です。文章中心の手順書は解釈に差が出るため、利用者へのサービス提供に影響を与えることがあります。
「Safie Pocket2 Plus」に注目
エイプレイスは問題解決のため、様々なカメラを検討しましたが、最終的に選ばれたのが「Safie Pocket2 Plus」です。このカメラは、直感的な操作が可能であり、現場で必要とされる堅牢性とバッテリーの持続時間も兼ね備えています。これにより、様々な環境での活用が期待されます。特に60代から70代のスタッフからも高い評価を受けています。
導入の成果
時間の削減
ウェアラブルカメラの導入によって、指導員はもはや必ず訪問しなくても良くなりました。リアルタイムでの確認や録画した映像を通じての教育が可能になり、指導員の移動時間は1日で最大300分も削減されました。また、手順書の作成においても、映像を活用することにより、従来の報告にかかる時間が大幅に短縮されています。
サービスの均一化
指導員が現場で直面する問題を、事務所から指示する形で解決できるようになりました。これにより、教え方の質が均一化され、サービスに対する信頼性も高まりました。映像を振り返ることにより、スタッフは自分の誤りを客観的に見直し、改善策を考えることができます。
採用活動へのポジティブな影響
さらに、このカメラシステムによって、新人スタッフにとっても大きな安心感が生まれました。「1人で訪問することへの不安」が和らぎ、結果として採用活動にも良い影響を与えています。実際の業務を映像で感じることができるため、より多くの人が介護の仕事に就くことを考えるようになっています。
トラブルへの備え
1対1の訪問介護では、時にトラブルが発生します。その際に録画された映像が、客観的な証拠として役立ち、利用者とスタッフの双方を守る役割を果たしています。エイプレイスでは、事前に利用者及びその家族にカメラの使用に関する同意を得ており、プライバシーへの配慮も怠りません。
株式会社エイプレイスの今後
エイプレイスは「介護業界でICT活用No.1の企業」を目指し、今後もさらなる取り組みを行っていく予定です。特に、外国人材の教育にカメラを活用し、質の高い介護サービスを提供し続けることを考えています。この革新的な試みは、今後も多くの利用者とスタッフに貢献することが期待されます。
訪問介護の業界において、エイプレイスのような先進的な試みが広がることが求められています。今後の進展が非常に楽しみですね。