長山洋子が振り返る40年の音楽人生
2023年、長山洋子がデビューからの40年を迎え、8月5日にBS日テレの「歌謡プレミアム」に出演します。今回の番組では、彼女のキャリアの中での重要な出来事や、親しい先輩たちとのエピソードを交えながら、特別なパフォーマンスを披露します。
アイドルから演歌歌手へ
長山洋子は、アイドルとしてスタートした後、演歌歌手に転身したことで知られています。その変化を後押ししたのが、演歌の大スター細川たかしの一言でした。「今すぐ演歌で出直せ」と言われたことで、彼女は演歌の世界に飛び込む決意をすることに。細川との出会いは、彼女にとって転機であり、その後のキャリアを形作る大きな要素となりました。
細川の影響を受け、長山は新たな道を切り開くことになります。この番組では、長山が細川とのコンサートで毎回歌う「浪花節だよ人生は」を披露し、その歌声を視聴者に届けます。
名曲「雲にのりたい」の魅力
長山のブレイクのきっかけとなった「雲にのりたい」についても語られます。この曲は、彼女が生まれた翌年に黛ジュンが発表したもので、当時の彼女にとっては大きな挑戦でした。長山は、「なんか難しい歌が来てしまったな」と感じたものの、時が経つにつれてこの歌の深い魅力を理解するようになったそうです。40年の節目として、今の年齢で歌う「雲にのりたい」は、まったく違った印象を持つものになっていると感じていると語ります。
音楽プロデューサー境弘邦との出会い
長山の音楽スタイルを確立する上で欠かせない存在となったのが音楽プロデューサーの境弘邦です。彼との出会いは、長山にとっての人生観をも変えるほどの重要なポイントだったと語ります。境の優しさや丁寧な指導のおかげで、彼女は自信を持って演歌の道を歩むことができました。そして、長山が初めて紅白歌合戦に出場した際の曲「蜩―ひぐらし―」も披露されます。
愛しい恩師と共に
彼女の人生には、多くの恩人がいます。特に、津軽三味線の師匠である澤田との絆は特別なもので、その共演も今回の放送で実現します。「白神山地」を演奏し、長山は澤田への感謝の気持ちを込めたパフォーマンスを行います。
番組情報
この「歌謡プレミアム」は、歴史ある良質な歌謡曲を楽しむための特別な番組で、豊かな音楽体験を提供しています。懐かしいヒット曲と実力派歌手のコラボレーションを楽しめる内容です。放送は8月5日(月)の夜9時から、ぜひお見逃し無く!
長山洋子が歌い上げる感動的なパフォーマンスを通じて、彼女の40年間の道のりと音楽への愛情に触れられる貴重な機会です。是非、この特別な瞬間をお楽しみください。