災害時の位置情報共有アプリ『ココダヨ』が進化
災害時に大切な人の安否を確保するための位置情報共有アプリ、
『ココダヨ』が新たに
「au Starlink Direct」に対応しました。これにより、対応するauスマートフォンを利用すれば、従来は通信が困難だった環境でも、位置情報を簡単に共有できるようになります。8月28日にKDDI株式会社が開催した新サービス発表会で紹介されたこの機能は、特に登山やキャンプ、離島など、電波が届きにくいエリアでの利用を想定しています。
新機能の詳細
「au Starlink Direct」は、auスマートフォンをStarlink衛星と直接接続する仕組みで、空が見える場所なら圏外でも通信が可能です。これにより、災害時の位置情報共有や安否確認が一段と容易になります。例えば、ユーザーはアプリを通じて、簡単に自分の現在位置を家族に知らせることができます。アプリの仕様としては、衛星通信中は、地図の表示、PUSH通知、チャットボット機能が制限されますが、それでも基本機能の利用範囲は広がります。
利用の意義
株式会社ゼネテックは、災害時の情報断絶を減少させることを目指しており、今回の連携はその一環です。特に家族や地域、企業内での防災コミュニケーションの強化につながります。災害発生時には、迅速な情報共有が重要ですが、従来の移動体通信が利用できないエリアでこのアプリが活躍します。さらに、個人の備えに加えて、自治体の防災訓練や教育現場、企業の事業継続計画(BCP)でも役立つ可能性があります。
未来の展望
ゼネテックは「ココダヨ」のサービスを今後も進化させ、安心安全な社会を目指します。自治体や教育機関、企業との連携を強化し、防災コミュニケーションの拠点としての役割を果たすことを目指しています。
注意事項
なお、「au Starlink Direct」はKDDIおよび沖縄セルラー電話の提供するサービスであり、利用には対応するauスマートフォンが必要です。急な天候変化などによる通信遅延があるため、確実な情報伝達を保証するものではありません。最新の情報はKDDIの公式サイトでご確認ください。このような先進的な技術が進展することで、私たちの安全がより強化されることを期待したいものです。
『ココダヨ』の基本情報
『ココダヨ』は、災害時に自動で家族の居場所を通知する機能を持つアプリで、リリース以来、170万件以上のダウンロードを誇り、98%という高い利用継続率を達成しています。現在では、国内外で37件の特許技術を取得しており、海外展開も視野に入れ、多くの人々のニーズに応えます。
この新機能の導入により、『ココダヨ』の利用価値が更に高まり、より多くの人々が安心して利用できるアプリになることが期待されます。
詳しい製品情報や料金設定は、
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