未来を担う農業提携
2022-05-25 09:30:01
東三河の農業未来を担う INGENGと豊橋商工信用組合の提携
豊橋商工信用組合と農業ITベンチャーの株式会社INGENが提携し、東三河地域の農業技術と農地の保存に関する新しい取り組みが始まりました。この地域は全国屈指の農業地帯として知られていますが、農業従事者の減少や技術の継承といった困難な課題にも直面しています。
豊橋商工信用組合の理事長、中村勝彦氏は、2年前に新たに制定したスローガン「ご縁は、財産。」を掲げ、商業や工業に加えて農業分野の支援を強化してきたことを明らかにしました。特に、農家が抱える事業承継や労働力不足に対する解決策が求められる中、今回の提携を通じて、INGENの提供する栽培指導員に注目した新しいビジネスモデルが地域農業を変革する可能性があると語りました。
一方、株式会社INGENの代表取締役、櫻井杏子氏は、コロナ禍を機に若手や企業が農業に対し関心を持ちやすくなったことを特筆しました。就農者や後継者が、栽培実績と実際の経営目標との間に生じるギャップに悩む中、INGENは東三河地域において人材の育成と技術の継承に寄与することで、全国の農業界に刺激を与えることを目指しています。
INGENは2015年に設立され、「JAPANクオリティの農産物を世界の食卓へ」というミッションを掲げ、オンライン栽培指導サービス「農の相棒Mr.カルテ」を運営しています。このサービスを通じて、農業技術の伝承や安定した生産を実現することを目指しており、すでに多くの受賞歴も持っています。
報道関係者への情報提供も行っており、東三河地域の農業市場や愛知地域の技術継承の取り組み、さらにはスマート農業の活用事例まで、多岐にわたる情報を提供可能です。この新たな提携を通じて、東三河地域の農業がさらなる発展を遂げることが期待されています。
この提携は、地域の農業ビジネスの強化はもちろん、持続可能な農業の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。INGENと豊橋商工信用組合の共同した努力が、農業の未来をどう描くのか、今後の展開が注目されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社INGEN
- 住所
- 千葉県松戸市本町17-11芹澤ビル6F
- 電話番号
-
047-707-2829