イトーキが次世代オフィス「ITOKI DESIGN HOUSE」をリブランディング

イトーキの挑戦：次世代オフィス「ITOKI DESIGN HOUSE」

株式会社イトーキが、新たに「ITOKI DESIGN HOUSE」と名付けられた次世代のワークスペースをリブランディングすることを発表しました。この新たな取り組みは、2025年秋以降に全国の主要拠点に順次展開される予定で、同社の本社オフィスを兼ねたショールームとして、働き方の多様性を体感できる場を提供します。

新たな「働く」文化を届ける

「ITOKI DESIGN HOUSE」は、単なるオフィスやショールームに留まらない、次世代のワークスタイルを構想し、実践、体験できる場として設計されています。人間工学を軸にしたデザインと、データを活用した機能性が一体となったこのスペースでは、訪れる人々が新しい「働く」文化を感じられるような取り組みを進めていきます。これは、さまざまなステークホルダーとの共創によって生まれる革新の場でもあります。

特に注目されるのは、2025年10月31日にオープン予定の旗艦ショールーム「ITOKI DESIGN HOUSE AOYAMA」です。ここでは、イトーキの最新プロダクトやデザイン価値を深く体験でき、グローバルブランド製品に焦点を当てた展示が行われる予定です。

「ITOKI DESIGN HOUSE AOYAMA」の詳細

「ITOKI DESIGN HOUSE AOYAMA」は、東京都港区に位置し、約1,220㎡の広さを持つ予定です。その特徴として、1階と2階というフロア構成を持ち、平日の営業時間は10:00から17:00まで。さらに、イベント開催時などには営業時間が変更される可能性もあるとのことです。来場は予約制となり、詳細は公式サイトで発表される予定です。

このショールームでは、2025年6月に発表される新ブランド「NII」を含む、イトーキの多彩なプロダクトが紹介されます。人間工学やデータといった最新のテクノロジーを基にした機能性と、人々の感性に訴えるデザイン性を融合した製品群を、新しいテーマやシーズンに応じて常に刷新しながらお見せする狙いです。

多様性と共創の場

全国各地の「ITOKI DESIGN HOUSE」は、それぞれの地域に根ざしながらも、国内外からの働き手、デザイナー、ビジネスパートナーを集め、新たな文化を発信していくことが期待されています。特に、ITOKIは各地域の産業やコミュニティに密着した取り組みを通じて、幅広い交流とコラボレーションを促進し、次世代の「働く」文化を共創していきます。

また、イトーキ自身もオフィス家具の製造販売や働き方に関するコンサルティング等を通じて、より良い働き方を実現するための「場」作りを推進。ハイブリッドワークの導入による多様性の拡大が求められる中、様々な新しい提案を行っています。

このように、イトーキの「ITOKI DESIGN HOUSE」は、ただのオフィスの枠を超えて、働く人たちに新しい価値を提供し、次世代の働き方を模索する重要な場として進化し続けています。新しいオフィスの形を体験しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。今後の展開にも期待が高まります。