ワクチンと乳癌の関係
2025-10-20 13:49:16

新型コロナワクチン接種後の乳癌皮膚転移に関する新たな研究発表

新型コロナワクチン接種後の乳癌皮膚転移に関する新たな研究発表



2025年10月3日、一般社団法人ワクチン問題研究会の正会員である高知大学名誉教授の佐野栄紀医師から発表された論文が、エルゼビア社の発行する「Journal of Dermatological Science」に掲載されました。本論文は、mRNAワクチン接種後に生じた乳癌の皮膚転移に関するもので、特に接種後に認められたスパイクタンパク質が癌症状に与える影響について考察されています。

この研究の背景には、2021年から接種が始まった新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンがあり、現在までに多くの人々が接種を受けています。接種による感染予防効果は未だ議論の余地がありますが、一方では接種後の健康被害も報告されており、その中には死亡例も含まれています。具体的には、ワクチン由来のスパイクタンパク質や脂質ナノ粒子が臓器に与えるダメージが指摘されています。

佐野医師の最新の研究は、ワクチン接種が皮膚における癌の発生にどのようにかかわるかを探る重要な内容です。特に、過去に難治性の皮膚病変を伴う複数の症例において、スパイクタンパク質の発現が認められていることを基に、接種後に発症した乳癌の皮膚転移に関して新たな知見が得られました。

具体的には、85歳の女性患者が2022年に右乳癌を発症後、治療によって寛解しました。しかし、2024年秋のワクチン接種後、右胸部に皮膚症状が出現し、その生検からは乳癌の皮膚転移と診断されました。免疫組織学的検査では、転移した癌細胞がスパイクタンパク陽性であったことが示され、mRNAワクチンが関与している可能性が考慮されました。この病変は、以前切除した乳癌細胞には存在していなかったスパイクタンパク質が関連しているとされています。

論文は、今後の詳細な分子生物学的な解析を通じて、スパイクタンパク質が癌を引き起こすメカニズムを明らかにする必要性を強調しています。また、本研究は、ワクチン接種後症候群(PVS)に関する新たな知見を提供し、今後の医療や健康政策に影響を与える可能性があります。

一般社団法人ワクチン問題研究会は、2023年6月に設立され、ワクチン接種後の健康被害に関する情報収集、研究を進めています。特に、接種後に発生する症状の改善や、診断・治療方法の確立を目指して活動しています。現在、国内外のデータベースの構築や、特定の症候群に関連する検査法の開発が進められており、ビタミンD補充療法の有効性についても研究されています。

まとめ


新型コロナワクチン接種後に発生した乳癌皮膚転移に関するこの研究は、mRNAワクチンの影響を考える上で重要な情報を提供しています。今後、さらなる研究が進むことで、ワクチンの安全性や効果に関する理解が深まることが期待されます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
一般社団法人ワクチン問題研究会
住所
兵庫県宝塚市川面5-10-32-205
電話番号

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。