アシスト、業務の自動化を加速する「Progress Corticon 7.1」を発表
株式会社アシスト(東京都千代田区)は、ルールエンジン「Progress Corticon」の新バージョンである7.1を6月2日に提供を開始しました。この最新バージョンは、業務におけるフロー制御やチェック作業を人手を介さず自動化し、アプリケーションの柔軟性と俊敏性を向上させるための機能強化が図られています。
Progress Corticonは、多くの日本企業で内製化ソリューションとして採用され、競争力を高めるための重要な役割を果たしています。新たに登場した7.1では、特にルール開発の効率を大幅に向上させるため、数々の新機能が追加されています。
主な機能強化ポイント
1.
ルール開発の支援機能の強化
この新バージョンでは、AIアシスタント機能を搭載し、OpenAIとの連携を図っています。これにより、自然言語での質問を通じてCorticonルールプロジェクト内のアセットが簡単に探索できるようになり、ルールに関連するドキュメントが自動生成されます。この機能を利用することで、運用開始までの時間を短縮し、よりスピーディーな業務遂行を可能にします。
さらに、JSONからの語彙生成機能も新たに搭載。これにより、開発効率が上がり、外部システムとの連携もアップデートされました。
2.
テスト機能の強化
新しく追加された「ルールテストジェネレーター」により、複数のルールシートからなるルールフローの問題を特定しやすくなります。特に規模の大きなディシジョンサービスにおいては、トラブルシューティングが簡単になり、作業の生産性を向上させるでしょう。
3.
Corticon Serverおよび統合Webコンソールの向上
単一のWebコンソール画面から複数バージョンのCorticon Serverを管理できるようになり、サーバー展開時やバージョンアップ時の運用効率が大幅に向上しました。また、EDSバージョンの強制チェック機能や、バッチ処理用キャッシュエンティティの導入により、環境不一致による問題を未然に防ぐ仕組みが整えられています。外部システムとの連携を容易にするために、JSON配列のサポートも強化されており、これによりディシジョンサービスの統合作業が一層シンプルになります。
提供形態と価格
「Progress Corticon 7.1」は、パーペチュアルライセンスとサブスクリプションライセンスの二つの形態で提供され、環境によって最適な選択肢が用意されています。詳細な価格については問い合わせが必要です。
詳細情報は
公式製品ページおよび
新機能詳細ページにてご確認ください。
新たに登場した「Progress Corticon 7.1」は、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートする重要なツールとして、企業の変革に寄与することが期待されており、広くその導入が進められることでしょう。
お問い合わせは、株式会社アシストのマーケティング担当、津田まで。
お問い合わせページへ。
全体として、Progress Corticon 7.1は、企業が抱える複雑な業務課題を解決するための力強い味方となることでしょう。