PRアワード2025:審査団の発表と意義
今年度の「PRアワード 2025」が新たな一歩を踏み出しました。主催するのは公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)であり、2025年度の審査団10名が発表されています。審査委員長には、株式会社シナジアの代表取締役である田上智子氏が選ばれました。
審査団の構成
審査団は、パブリックリレーションズの専門家たちに加え、学識経験者やジャーナリストなど多様な視点を持つ方々で構成されています。このような多角的なアプローチによって、広報・PR活動の最高峰を選出することを目指しています。エントリーは、一般企業や団体の広報活動をはじめ、社会との共創を通じてビジネスや社会を動かす実践事例も対象です。
PRアワードの歴史
「PRアワード」は、1961年に始まった前身の「PR活動顕彰」を経て、2001年に「PRアワードグランプリ」としてスタートしました。今年で25年目を迎えるこのアワードは、今年から名称を「PRアワード」と改称し、新たなスタートを切ります。この変革は、日本の広報・PR活動の質的向上を促進し、人材育成にも役立つことを期待しています。
審査委員長・田上智子氏のコメント
田上氏は、PRアワードが社会と誠実に向き合う重要性を強調しています。「共感、行動、そして成果を生むストーリーが、ビジネスと社会の未来をつくる」と述べ、真のパブリックリレーションズの事例に光を当てたいとの意欲を示しています。審査団全員が期待に胸を膨らませている様子が伺えます。
審査委員の顔ぶれ
審査を務める専門家たちには、以下の方々が名を連ねています:
- - 植野 友生(味の素株式会社)
- - 木村 友輔(株式会社博報堂)
- - 国枝 智樹(上智大学)
- - 小林 正史(株式会社プラップジャパン)
- - 竹下 隆一郎(株式会社TBSテレビ)
- - 河 炅珍(國學院大學)
- - 橋本 良輔(株式会社電通PRコンサルティング)
- - 南部 かおり(シック・ジャパン株式会社)
- - 横田 和明(井之上パブリックリレーションズグループ)
それぞれが豊富な経験を持っており、多様な視点からエントリーを評価します。このアワードがもたらすインパクトにご期待ください。
エントリー受付について
エントリー受付は、2023年8月中旬から10月末を予定しており、さまざまな企業や団体の優れた広報活動が参加できる機会となります。エントリー対象は、広報部門やPR会社の施策だけでなく、社会との共創によって実現された斬新なアイデアも広く募集されており、その結果がどのような形で表彰されるのか、大変楽しみです。
まとめ
「PRアワード 2025」は、日本の広報・PR活動の質向上を目指す重要なイベントです。今年度の審査団の構成や審査委員長の意見は、これからの広報活動の可能性を示唆しています。注目の審査の行方と共に、参加企業の挑戦にも期待が高まります。皆さんもこの機会を活かして、新たな挑戦への一歩を踏み出しましょう。