ロクシタンが展開する被災地支援活動に迫る

フランスのライフスタイルブランド、ロクシタンが本年度も、東日本大震災からの復興を目指す支援活動を積極的に展開しています。特に注目すべきは、被災地での母親たちの支援と起業家支援に関する取り組みです。本記事では、これらの活動の詳細について紹介します。

被災地のママを支援するトーク＆ワークショップイベント

ロクシタンは、「Mom meets Mom in TOHOKU」というイベントを開催するために支援を行っています。このイベントは、震災後の厳しい状況下で育児を行う母親たちが集まり、共感や理解を深め合う場を提供します。互いに支え合うことで、被災地の復興に向けた精神的な支援が期待されています。

このプロジェクトは、公益財団法人ジョイセフと連携して実施されるもので、第一回目は4月末に釜石市青葉ビルで行われる予定です。この施設は、地域の若者や子供たちが安心して過ごせる場所として再建されたもので、ロクシタンの支援により約1億5千万円の資金が投入されました。現在も、児童デイケアサービスや幼児向けワークショップが随時行われています。

被災地の起業家を応援！宮城県気仙沼市の復興イベント

また、ロクシタンは東北地域の起業家を支援するため、「第3回東北マルシェ」の開催費を全額支援しています。このマルシェは、震災前より魅力的な街づくりを目指して宮城県気仙沼市で行われているもので、2011年から毎年開催されています。

「東北マルシェ」は、南部の復興に向けて、地元の人々が集まり、自らの手で再生を果たそうとする姿勢をサポートします。ロクシタンは、公益社団法人Civic Forceおよび特定非営利活動法人ネットワークオレンジと連携し、2023年10月中旬にこのイベントを開催する予定です。

ロクシタンの取り組みが目指す未来

これらの豊かな支援の背景には、ロクシタンが核となっているコミュニティの形成があります。このコミュニティには、地域の人々が集まり、助け合い、共に成長していく場面が見受けられます。

ロクシタンの活動は、ただ単に物資を提供するだけでなく、精神的な面でも地域社会を豊かにすることを目的としています。復興には時間がかかりますが、こうした支援活動を通じて、災害に強いコミュニティを再構築していくことが求められます。