第一園芸、Flower Art Award 2025でグランプリを受賞!
2025年に向けて開催された「Flower Art Award 2025 in TOKYO MIDTOWN」において、第一園芸の新井光史さんと川口太聞さんのペアが最優秀作品賞にあたるグランプリを手にしました。この大会は、春の訪れを感じさせるアートを通じて、街の人々に感謝と幸福を届けることをテーマにしています。
作品『La Fontaine(ラ・フォンテーヌ)』の魅力
二人が手がけた「La Fontaine」は、フランス語で「泉」を意味し、作品本体には水の流れを思わせるデザインが施されています。春に咲き誇る花々を使用したこの作品は、訪れた人々に喜びと明るい気持ちを届けることを意図しています。彼らのメッセージには、「春の色彩に満ちた世界に、笑顔と幸福を届けたい」という思いが込められています。花が持つ自然の美しさを再構築し、普段は見過ごしがちな瞬間をこの作品に昇華させたのです。
このアートコンペティションでは、出展作品は全て『春、咲き誇る東京ミッドタウン』をテーマにし、参加者たちがそれぞれの視点から春の喜びを表現しました。新井さんと川口さんの作品は、特にその美しさと構造の完成度から高く評価されました。
審査で評価されたポイント
グランプリを受賞した際の審査員の評価は以下の通りです:
- - 美しさと丁寧に選ばれた花材、構造の完成度
- - 色彩感覚と作品が持つ対話力の高さ
- - 花のいけ方や機器に対する丁寧な扱いとリスペクト
- - すべての花が適切な場所に配置され、全体的な調和が取れている
- - 清々しさと力強さを併せ持つ存在感
- - 聖なる泉を思わせる水音を想起させる作品
これらの点が評価され、見事にグランプリという栄誉を勝ち取りました。
次なる挑戦
グランプリを受賞した第一園芸チームは、フランスで開催されるアート・フローラル国際コンクールの2025年の日本代表にも選ばれました。彼らの今後の活動から目が離せません。
Flower Art Awardの目的
「Flower Art Award」は2000年に設立され、国際的な舞台に向けて新たな才能を発掘し、育成することを目的としたアートコンペティションです。2010年から東京ミッドタウンで開催されるこのイベントは、革新的なアイデアを通して、地域に彩りを添えることを目指しています。
第一園芸について
第一園芸株式会社は、東京都品川区に本社を構えるフラワーアートの専門企業であり、1898年から続く歴史を持ちます。花と緑に関する事業を展開し、ウェディングやイベント装飾を手がけています。また、選手育成にも力を入れ、川口さんのように実力を重視した人材育成を行っています。社内の「第一園芸アカデミー」を通じて、社員の技術向上にも取り組んでおり、さらなるクリエイティブな作品を提供し続けています。
今後も第一園芸は、持続可能な社会の実現に向けて挑戦し続けます。彼らの活動に、ぜひご注目ください。