国土交通省がデータプラットフォームの利活用を促進する公募を開始

国土交通省が進めるデータプラットフォームの公募



令和6年9月12日、国土交通省は「国土交通データプラットフォーム」の利用促進に向けた公募を開始しました。この公募は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に基づき、スマートインフラマネジメントシステムの構築を目指すもので、エコシステムの社会実験に参加する主体を募集しています。

公募の概要について


この公募には、データ提供を行う「タイプA」と、提供されたデータを基に新しいサービスを創出する「タイプB」の二つの公募タイプが設けられています。

公募の具体的な条件には、以下のような参加資格があります:
  • - 地方公共団体
  • - 民間企業
  • - 大学や高等専門学校
  • - その他の公的研究開発機関や一般社団法人、一般財団法人など

このように多様な組織の参加を待っています。

公募期間と説明会の詳細


公募は、令和6年9月12日から10月30日までの期間で行われ、参加希望者はオンライン説明会にも参加することが可能です。この説明会は、令和6年9月27日13時から実施されます。参加を希望される方は、事前に申込フォームに登録が必要です。申し込みの締切は9月26日12時までです。

オンライン説明会では、公募の内容や参加方法について詳しい説明が行われる予定です。参加希望者は、後日事務局から送信されるオンライン説明会のURLを通じてアクセスできます。

データプラットフォームとSIPへの期待


国土交通データプラットフォームは、情報の集約と利用を促進する仕組みであり、参加者が保有するさまざまなデータを提供・活用することで、より効果的なインフラの管理と新たなサービス創出に寄与します。特にSIPの第3期課題である「スマートインフラマネジメントシステム」では、サイバー・フィジカル空間の概念を取り入れたインフラデータベースの構築に向けた研究が進められています。

東京大学の教授、本田利器氏が研究開発の責任者として関与しており、今後の研究成果に期待がかかります。

締めくくり


国土交通省が提供するこの公募は、データの利用を通じてインフラ管理の効率化や新サービスの創出を目指す重要な取り組みです。多くの団体からの応募を期待しており、将来的な社会実験の成功に寄与することが期待されています。興味のある方は、ぜひ忘れずに参加準備を進めてください。

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