デジタルスキルの普及を目指す「DSMパートナーズ」が全体会合を開催

デジタルスキルの普及を目指す「DSMパートナーズ」が全体会合を開催



2024年8月23日、一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会が運営するコミュニティ「DSMパートナーズ」による第3回全体会合が行われました。本会合には企業や自治体でデジタル変革(DX)や人事を担当する多くの関係者が集まり、活発な議論が展開されました。

DSMパートナーズの活動内容



DSMパートナーズは、デジタルスキル標準の社会実装を目指す自主的なコミュニティとして、2023年4月に設立されました。主な活動として、企業や自治体においてデジタルスキル標準を活用し、これに基づく知見や成功事例の共有を行っています。この活動は、デジタル人材の重要性を再認識し、今後の人材育成に繋がることを目的としています。

講演とディスカッションの実施



会合の前半では、デジタルリテラシー協議会の小泉誠氏が「デジタル人材育成全体論と戦略としてのリテラシー育成あれこれ」と題して講演を行いました。講演では、社会の動向や技術の進化を踏まえた上で、なぜデジタル人材の育成が重要なのか、そしてリテラシー育成が組織や政策において持つ意味について解説されました。この講演は、出席者にとって非常に意義深い内容でした。

後半では「一般社員のDXリテラシーを向上させる方法」をテーマにディスカッションが実施されました。このセッションはハイブリッド形式で行われ、対面とオンラインの両方で参加者が意見を交換できる環境が整えられました。参加者は複数のチームに分かれ、具体的な方法について活発に議論を行い、その後各チームの代表者から発表がありました。

結論と今後の展望



最後に、協会理事の岩本隆特任教授がディスカッションの内容を総括し、会合を締めくくりました。今後の2024年度第4回全体会合では、外部の専門家を招待し、さらに深い議論を行う計画です。

DSMパートナーズは、今後も関係省庁や関係者との連携を強化し、企業や自治体におけるデジタルスキル標準の活用を推進します。また、デジタル人材の確保と育成に関する課題について、引き続き意見交換を重ねていく予定です。

これらの取り組みにより、デジタル社会の実現に向けた一助となることを目指します。

事務局連絡先


一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会

関連リンク


DSMパートナーズ Webサイト

会社情報

会社名
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会
住所
東京都港区南青山一丁目15番18号リーラ乃木坂6階
電話番号
03-6821-7869

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。