万博での快適性評価
2025-04-24 11:16:30

2025大阪・関西万博で実証実験が行われる快適性評価技術の全貌

2025大阪・関西万博での快適性評価とは



2025年に開催される大阪・関西万博では、来場者の「快適性」を優れた技術で評価する実証実験が行われます。その中心になるのが、株式会社モルフォが提供するAI姿勢推定技術「Morpho Pose Estimator™」です。この技術は会場内での来場者の姿勢を高精度で判断し、快適性を示す「エエきも値」を算出するのに役立ちます。

快適性評価「エエきも値」の仕組み



快適性評価「エエきも値」は、来場者がどれだけ快適に過ごせるかを示す指標です。スマートフォンの専用アプリを使って、さまざまなデータを収集します。具体的には、温湿度データや予約状況、監視カメラからの映像、センサー搭載のうちわを利用し、訪れた人々の行動や音声を分析します。これらの情報は、快適度、混雑度、ソーシャルメディアでの人気度を元に、数値で表現されます。

この評価は「エエ」から「アカン」までの5段階で示され、訪れる人々が実際に感じる快適さを視覚的に把握できるようになるのです。これは、特に混雑が予想されるイベントでの体験を大きく変えることになるでしょう。

Morpho Pose Estimatorの役割



モルフォの「Morpho Pose Estimator™」は、18か所の身体の特徴点を識別できる能力を持つため、複数の人が一緒に映っている場合でも、それぞれの姿勢を同時に検出することが可能です。この技術により、来場者の行動をリアルタイムで把握し、快適性評価の根拠となるデータを提供します。

具体的には、来場者の姿勢や動作パターンを把握することで、どのような環境がより快適であるかを科学的に評価することができるのです。このデータは瞬時にクラウドに蓄積され、すぐに「エエきも値」として反映されます。

実証実験の背景



この快適性評価プロジェクトは、株式会社きんでんが主催する「グリーン万博」の一環で行われるものです。きんでんは、未来社会のショーケースとして先進的な技術を採用することを目指しており、その中でのパートナーとしてモルフォが選ばれました。きんでんの代表は、「実証実験は省エネルギーと快適性の両立を図る重要な取り組みだ」と述べています。

将来への展望



モルフォは、この実証実験を通じて得られた知見を基に、他の商業施設やイベントでも「Morpho Pose Estimator™」を応用していく方針です。また、さまざまな企業や研究機関と連携し、快適性評価の広がりを目指すとともに、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献していくことを期待されています。

まとめ



2025年に行われる大阪・関西万博では、最先端の技術が集結し、来場者の快適度を測る新たな試みが始まります。「Morpho Pose Estimator™」を活用することで、より快適で楽しい体験が実現されるでしょう。来場者は、この革新的な技術によって自らの快適性をリアルタイムで把握し、万博を訪れる楽しみが一層増すこと間違いなしです。


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会社情報

会社名
株式会社モルフォ
住所
東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE11階 WeWork内
電話番号

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