大谷大学秋季展
2025-08-26 11:05:27

大谷大学博物館で行われる特別な秋季企画展についての詳細

大谷大学博物館の秋季企画展の魅力



2025年の秋、京都市北区にある大谷大学博物館では特別な企画展が開催されます。9月6日から27日までの間、今年度の秋季企画展「大谷大学博物館の逸品慈鎮和尚伝」が行われ、誰もが楽しめる貴重な文化財が披露されます。特に今年は、重要文化財として認定された『慈鎮和尚伝』が主役となり、その歴史的な価値を再評価する機会です。

この展覧会では、鎌倉時代初期に活躍した天台僧、慈円(1155~1225)の伝記が紹介されます。慈円は、親鸞聖人の師としても知られており、彼の人生や修道生活には多くの魅力があります。特にこの『慈鎮和尚伝』は、遺弟たちによって編纂されており、その内容には他の伝記では見られない、慈円の修行の様子やその背景が詳細に書かれています。この作品の魅力の一つは、鎌倉時代の美しい書写が施されている点で、流れるような文字の美しさにもぜひ目を奪われてほしいと思います。

また、今年の企画展では、博物館学芸員資格取得を目指す実習生による「実習生展」も同時に開催されます。これは、彼らが企画から展示までを手掛けるもので、その参加者たちの努力の成果を見られる貴重なチャンスです。実習生たちは、二つのテーマに分かれて展示を行います。

  • - A班「京さんぽ~巡礼の今と昔~」
西国三十三所巡礼など、さまざまな寺社を訪れる人々の姿を紹介します。巡礼の歴史や人々の思いに触れることで、今と昔の文化とのつながりを感じていただけます。

  • - B班「黄道吉日—陰陽師の虚と実—」
陰陽師についてのさまざまな資料を基に、彼らの生活と神秘性について迫ります。陰陽師は古くから日本の文化に深く根ざした存在であり、その魅力を探ることで新たな視点を得ることができるでしょう。

実習生展では、各班の学生が自らの展示について説明を行う内覧会も設けられています。展示に関して質問があれば、彼らが直接お答えしてくれるため、より深く作品やテーマを理解することができます。

展示会の詳細



会期は2025年9月6日から9月27日までで、開館時間は午前10時から午後5時まで、入館は閉館の30分前まで可能です。休館日は日曜日と月曜日ですが、特定の日には開館します。観覧料は無料で、誰でも気軽に立ち寄ることができるのが魅力です。

会場は大谷大学博物館、アクセスも便利です。京都市営地下鉄烏丸線の北大路駅など、公共交通機関を利用して訪れることができます。

この秋、京都の文化と歴史に触れ、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。ルーツや価値を知ることができ、心に残る体験になることでしょう。


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会社情報

会社名
学校法人真宗大谷学園 大谷大学
住所
京都府京都市北区小山上総町
電話番号

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