製造業の動画マニュアルに新機能「TAGURU」が登場!生産性向上へ寄与

製造現場を変える「TAGURU」の進化



RUN.EDGE株式会社が提供する動画マニュアルサービス「TAGURU(タグル)」が、刷新された機能を通じて製造業の現場に新たな風を吹き込みます。最近発表されたアップデートでは、ISO規格にも対応する申請・承認ワークフロー機能が追加され、さらにフォルダ管理とスマホ視聴の機能が強化されました。これにより、TAGURUの利用は一層幅広いシーンに適応することが可能になっています。

TAGURUの開発背景


製造現場で求められるのは、熟練工の退職による技能の空洞化、多国籍スタッフとの言語の壁、新たな製品や設備投入に伴う教育コストの増加といった課題への対応です。「確実に伝わる」動画マニュアルソリューションとして、TAGURUはこれらの課題を克服するため、マニュアルの作成から実際の現場での活用までを一貫してサポートしてきました。

製造業では、ISO規格に基づきマニュアルを変更する際には、正式な承認と変更履歴の追跡が求められます。従来の紙マニュアルや既存システムは、承認作業が手作業による回覧やメール依存で、更新の遅れや記録の不足が問題でした。このような課題を克服するために、TAGURUでは承認フローをシステム内部で完結できる仕組みを整備したのです。

新機能の詳細


新たに追加された申請・承認ワークフローは、動画マニュアルを部門ごとに設定し、段階的な承認を求められる機能です。例えば、まずは現場責任者が承認し、その後管理者、最後に品質保証部が確認するといった流れが可能です。このプロセスでは、承認や却下の履歴が自動記録されるため、迅速にマニュアルを準備しつつも、更新管理をシステムによって強化することができます。

新機能の中で特に注目すべきは、フォルダ管理機能の強化です。プロジェクトや設備ごとに柔軟にフォルダを設定でき、増加したコンテンツをわかりやすく整理できます。また、スマートフォンからも快適に動画を視聴できるよう最適化が行われており、作業の合間を縫っても片手で簡単に操作できる利便性を実現しています。

TAGURUの特徴


TAGURUの大きな魅力は、そのシンプルなインターフェースです。撮影した動画をアップロード後、作業ごとに“シーン”を設定し、タイトルや説明文を付与して「ページ」を構成します。このページは、文書のように並び替えることができるため、ユーザーは必要な情報を迅速に得られます。

また、多言語対応の翻訳機能も特筆すべきポイントです。ページ内の字幕やテキスト、音声が最大130言語にワンクリックで翻訳でき、特に海外工場での活用や多国籍の労働力を持つ企業にとって、即時展開が可能になります。

オフライン再生機能


ネットワーク環境が厳しい工場現場でも、事前に動画をダウンロードしておけば、オフラインでの再生が可能です。この機能は、急な状況における柔軟な対応を可能にし、またPDF出力機能を用いることで、映像と紙のマニュアルを組み合わせた運用も実現されています。

まとめ


RUN.EDGEは、2018年に富士通株式会社から独立した映像技術スタートアップ企業です。「TAGURU」はその技術を駆使した製品であり、製造現場の生産性向上に貢献することを使命に掲げています。今後も新機能の追加が期待されるTAGURU。製造業界における動画マニュアルの革新を見逃せません。

会社情報

会社名
RUN.EDGE株式会社
住所
東京都港区虎ノ門2-2-1住友不動産虎ノ門タワー13F
電話番号

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