国産材活用を促進!「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」が募集開始
国産材活用の新たな可能性を探る「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」
東京都は、大消費地である東京において、国産木材需要を喚起し、多摩地域をはじめとした全国の森林循環を促進することを目指しています。林業・木材産業の活性化を図るため、木材利用の新たな可能性を開拓する革新的でモデル的な建築物や木質空間を表彰するコンクール「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」を新たに実施します。
応募対象は?
このコンクールでは、都内にある国産材を活用した公開可能な非住宅施設が対象となります。ただし、都関連施設や直近5年以内に竣工または木質化された施設、同一の建築コンクール等で知事賞や大臣賞を受賞歴がある施設は対象外となります。
応募資格は?
応募資格者は、応募対象施設の施主(所有者)、設計者、施工者のいずれか、または複数の連名となります。応募にあたり、各関係者間で相互に了解を得ることが必要です。
審査基準は?
審査基準は、デザイン性、機能性、環境への配慮、経済性、社会への貢献度などを総合的に評価されます。特に、国産材の利用、木質空間の設計、環境負荷の低減、地域の活性化、社会福祉への貢献などに重点が置かれる予定です。
賞は?
優秀作品には、以下の賞が贈呈されます。
最優秀賞(1点)
女性活躍賞(1点)
オフィス木質化賞(1点)
奨励賞(7点程度)
応募期間は?
応募期間は、令和6年7月8日(月曜日)から8月30日(金曜日)までとなっています。詳細な応募要項や応募方法については、東京都産業労働局のホームページをご覧ください。
「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」への期待
「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」は、国産材の利用を促進し、林業・木材産業の活性化を図るだけでなく、環境負荷の低減や地域社会の活性化にも貢献することが期待されています。革新的な建築物や木質空間を創出し、木材利用の新たな可能性を開拓することで、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。