環境統合技術を実践した病院設計セミナー
日本計画研究所(JPI)が、株式会社石本建築事務所の関根能文氏を招き、環境統合技術に基づく病院づくりに関するセミナーを開催します。このセミナーは、2025年3月5日に実施される予定で、参加者は最新の建築における環境技術の重要性を理解し、実践事例を学ぶことができます。
環境統合技術とは?
石本建築事務所は1999年に「環境統合技術」の概念を提唱しました。これは、建築設計において環境を考慮し、最適な解決策を模索する手法です。この技術はアーキテクト、デザイナー、エンジニアなど多様な専門家が連携し、「優れた環境装置」として建築物を成長させるためのプラットフォームを提供します。特に医療施設においては、効果的かつ環境的責任を持った設計が求められています。
セミナーの詳細
セミナーでは、関根氏が環境統合技術を用いた具体的な病院の設計事例を紹介します。特に注目されるのは以下のプロジェクトです:
1.
帝京大学医学部附属病院 - 水熱源ヒートポンプ放射空調ユニットの開発
2.
北見赤十字病院 - 外気温が氷点下20℃の環境でも省エネを実現
3.
浅間南麓こもろ医療センター - 低炭素のまちづくり計画に寄与する病院の取り組み
4.
荒尾市立有明医療センター - ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)を実現した建築
受講方法と費用
参加者は会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選択できます。受講料は、1名で35,240円(税込)で、2名以上同時申し込みの場合は30,240円となります。また、セミナー終了後には名刺交換と交流会が設けられ、人的ネットワーク構築の良い機会として活用されます。
詳細は
こちらからご確認ください。
この機会を利用して、建築業界での新たなつながりを深め、今後の事業展開に役立ててください。環境に配慮した医療建築の知識を深めることができる貴重なセミナーとなりますので、ぜひご参加ください。
JPIについて
日本計画研究所は、国家政策やナショナルプロジェクトの推進を支える役割を担い、約50年間にわたって専門的な情報を提供してきました。これからも、政、官、民の知の掛け橋として、参加者に対し有益な情報を提供し続けます。