水中写真家・古見きゅうが贈る写真集「Longing」
水中写真家・古見きゅう氏が20年間の活動を通じて撮影した海の魅力を凝縮した写真集「Longing」が、2024年8月31日に発売されます。この作品は、彼が愛する海の生き物たちや環境のリアルな姿を捉えたもので、写真展も同時期に開催される予定です。
海への憧れに満ちた作品
古見きゅう氏は子どもの頃から海に憧れ、ダイビングガイドとしての経験を経て、水中写真家として独立しました。「Longing」では、青い海に生きる多様な生命の姿が超大型サイズの美しいプリントで表現されており、まるで実際に海の中にいるかのような感覚を味わうことができます。特に、印刷技術にこだわっており、著者の意図が細部まで表現されています。
限定30部のみの特別な写真集
本書は、240ページからなる全11章構成で、各ページは巨大なサイズで展示される写真展と同じ大きさです。限定30部の制作であり、693,000円という高額ではありますが、その価値は計り知れません。きっと、愛する海を感じる贈り物として、多くの人々の心に残るでしょう。
物語の背景と制作
古見きゅう氏は「魚に恋焦がれ、世界各国を巡り、水中写真家として駆け抜けてきた20年の時を経て、この作品が出来上がった」と語ります。彼の情熱が込められたこの写真集は、海の情景だけでなく、彼自身の成長とも重なる重要な作品となっています。
写真展「Longing」の開催
2024年9月6日から恵比寿のギャラリー「AL」にて、写真展「Longing」が開催されます。この展示では、特大サイズの写真集の初公開に加え、多彩なイベントも用意されています。訪れる人々は、古見氏のトークイベントやアーティスト・ジョーとの初コラボレーションによる額装作品も楽しむことができるので、ぜひ足を運んでみてください。
書籍情報と購入方法
書籍の予約販売サイトは近日公開予定ですが、興味がある方は早めに情報をチェックしておくことをおすすめします。書籍には特典として副読本「憬」も付属されており、古見氏の思い入れがたっぷり詰まった作品です。アートディレクションは荘司哲郎氏が担当し、細部にわたる美的感覚が大切にされています。
著者プロフィール
古見きゅう氏は1978年に東京で生まれ、和歌山県串本町でダイビングガイドとして活動した後、独立しました。独自の視点で水中の状況を掴み、海を愛する全ての人々にその美しさを伝え続けています。過去の作品も高評価を受けており、特に水中の暮らしや環境問題に対するドキュメンタリーも数多く発表しています。
「Longing」は、彼の活動20周年を記念した特別な作品です。海の生き物たちの美しさを堪能し、彼の深い愛情を感じ取ることができる貴重な機会をお見逃しなく。