成田空港でストリートピアノの新たなアート体験が始まる

成田空港にストリートピアノが登場！

10月14日（火）、成田国際空港に新たなアート体験が加わります。第3ターミナルの2階出発ロビーに、株式会社ヘラルボニーとコラボレーションしたストリートピアノが設置されるのです。このプロジェクトは、成田空港を訪れる多くのお客様からの要望に応える形で実現しました。

ストリートピアノには、作家fuco:のアート作品『ドチラカラデモ』がラッピングされており、ただのピアノ以上の魅力を持っています。音楽とアートが交差することで、空港を訪れる人々に新しいインスピレーションを与えてくれることでしょう。特に初日には、作家fuco:自身とシンガーソングライターわたなべちひろによる特別な演奏を楽しめるお披露目イベントが開催されます。

ストリートピアノの利用について

設置されるストリートピアノは、KAWAI GL-30を使用し、毎日8:00から20:00までの間、誰でも自由に演奏できるようになっています。ただし、調律やイベントの際には利用できないこともあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。特にお披露目イベントが終わる2025年10月14日（火）14:00頃からは、一般開放される予定です。

アート作品『ドチラカラデモ』の魅力

fuco:は、主にシンプルなマルをモチーフにした作品で知られるアーティストです。彼女の作品は、彼女自身の人生の中での遊び心や、感情を形にしたものです。創作のきっかけは、母から渡された紙とペンでした。その時、「マルを描いて」という言葉に触発されて、アートの道が始まったのです。その後、彼女はマルだけでなく、サンカクやシカクなど様々な形をキャンバスに描き続けています。

お披露目イベントの詳細

お披露目イベントは、10月14日（火）の2回に分けて行われます。

- 時間:
- ①11:00〜11:40
- ②13:00〜13:40

出演者には、fuco:と盲目のシンガーソングライターであるわたなべちひろが登場します。彼女は、12歳で国際フォーラムでの演奏を経て、音楽活動を本格化させました。2020年の東京パラリンピックの閉会式にも出演しており、どのように人々に響く音楽を届けているのか、一見の価値があります。なお、イベント終了後はfuco:によるピアノサインも行われる予定です。