顧客本位の新サービス
2023-03-01 13:30:01

埼玉縣信用金庫が新サービス!顧客本位の情報提供強化へ

埼玉縣信用金庫が新たな金融サービスを提供



埼玉縣信用金庫は最近、顧客のニーズに応える新しいサービスを導入しました。このサービスは、「重要情報シート作成サポート」「交付文書閲覧機能」「目論見書PDF更新サービス」という、金融商品に関する情報提供を一層充実させる内容です。顧客本位の業務運営を重視する中で、特に資産運用に関する情報を分かりやすくすることが目指されています。

背景と目的


金融庁が2017年に制定した「顧客本位の業務運営の原則」に基づき、2021年には「市場ワーキンググループ」において、顧客一人一人のライフプランを考慮した商品提案とフォローアップの必要性が提言されました。そこで、商品のリスクや手数料、利益相反に関する情報を比較できる「重要情報シート」の導入が進められています。しかし、個別の金融商品に対する重要情報シートの作成やメンテナンスは手間がかかり、金融機関にとっては大きな負担となっていました。この課題を解決するために、埼玉縣信用金庫はさまざまなサービスの提供を開始しました。

新しいサービスの詳細


1. 重要情報シート作成サポート


このサービスでは、顧客にとって理解しやすい情報シートを作成するためのサポートを行います。金融商品を販売するにあたり、重要情報シートの作成業務をBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)として提供。これにより、全国60以上の金融機関がこのシートを利用し、顧客本位の業務運営に役立てています。特に、ワークフローツールを活用することで、作成過程における負担を軽減しています。

2. 交付文書閲覧機能


この機能により、過去5年間の重要な文書の履歴を簡単に管理できるようになります。より効率的に情報をアクセスできるこの機能は、インターネット経由で重要情報シートや目論見書、補完書面を閲覧することが可能です。これにより、顧客は必要な情報を簡単に取得でき、金融商品の理解が深まるでしょう。

3. 目論見書PDF更新サービス


目論見書や重要情報シートなどの書類は、常に最新の情報に更新される必要があります。このサービスを通じて、埼玉縣信用金庫では自動的に重要情報シートや目論見書の更新を行い、顧客に提供します。顧客は最新の書類を簡単に取得できるだけでなく、過去の書類の履歴も確認できるため、透明性が一層高まります。

顧客へのメリット


埼玉縣信用金庫が提供する新しいサービスは、金融商品に関する情報を分かりやすく提供し、顧客にとっての資産運用の選択肢を広げます。また、これにより時間を節約し、手間を省くことで、金融商品への理解が進みます。

まとめ


埼玉縣信用金庫の新しいサービスは、顧客本位の業務運営を一層強化するための重要なステップとなるでしょう。顧客は自らのライフプランに合わせた最適な金融商品を選びやすくなり、信頼できる情報を基にした投資判断が可能となります。今後の金融業界において、このようなサービスがますます重要な役割を果たすことが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社NTTデータエービック
住所
港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ6階
電話番号
03-6435-5980

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