サステナビリティ展
2024-08-29 16:41:43

アクアワールド茨城県大洗が提案する新たなサステナビリティ展とその意義

アクアワールド茨城県大洗の新たな挑戦



茨城県大洗に位置するアクアワールド・大洗は、サステナビリティ活動において新しいタグライン「みらいトライオオアライ」を策定し、その活動を広く認知してもらうための特別展を開催します。この特別展は、2024年9月7日から29日まで行われる予定です。

アクアワールド・大洗は、2002年のオープン以来、「茨城の海と自然・世界の海と地球環境」をテーマに、SDGs(持続可能な開発目標)への理解を深める様々な活動を行ってきました。特に、日本の水族館の中でも「サメの飼育種類数日本一」を誇るこの場所は、多様な生物を展示しつつ、教育普及にも力を入れてきました。例えば、飼育員による生物に関する講座があり、訪れる人々に知識と関心を広めることに貢献しています。

新たなタグラインと活動の方向性



新たに策定された「みらいトライオオアライ」は、アクアワールド・大洗が持続可能な未来のために挑戦し続ける姿勢を象徴しています。このタグラインには、未来を見据えた行動が込められており、「みらい」という言葉の表記を平仮名にすることで、子供から大人まで広く親しみやすい印象を与えています。

特別展「アクアワールド・大洗のSDGsってなに?」では、これまでの活動を振り返り、SDGsの目標達成に向けた具体的な取り組みを紹介します。展示は、水槽展示やパネル展を通じて行われ、来場者がこれらの活動を目にし、理解を深めることができるよう工夫されています。

サステナビリティ活動の具体例



アクアワールド・大洗は、与えられた地域や環境に負荷をかけない展示を目指して、以下のような活動を展開しています:
  • - 自然に負荷をかけない生物展示: 自然環境からの生物採取を極力減らし、繁殖研究を進めています。
  • - ストランディング調査・保護活動: 海岸に坐礁した生物に関する調査や保護活動を行い、海洋環境の現状把握を目指しています。
  • - 教育普及事業: 延べ14,100人以上が参加した自然体験塾で、環境問題への関心を高めています。
  • - 他園館等との連携: 大学や研究機関と協力し、地域への啓発活動を推進しています。
  • - 脱プラスチック素材導入: 環境保全のために、持続可能な素材の使用を進めています。

特別展示の内容とマンボラフェスタ



特別展では、これらの活動を紹介するパネルが設置され、またアクアワールド・大洗で採集された生物の水槽展示も行われます。さらに、来場者が自身のSDGsへの取り組みを共有できるパネルも用意されています。この展示を通じて、来場者がSDGsを身近に感じることができ、未来について考えるきっかけとなることを目指しています。

また、特別展期間中の9月15日と16日には、ボランティア活動「マンボラクラブ」による「マンボラフェスタ」も開催され、廃材を使った工作が楽しめる企画も実施されます。このように、訪れる人々が楽しく学べる機会を提供し、環境問題について考えるきっかけを作ることに力を入れています。

アクアワールド・大洗の取り組みと特別展の詳細は、来館した際にぜひご確認ください。持続可能な未来に向けたこの水族館の挑戦に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
公益財団法人いばらき文化振興財団
住所
茨城県水戸市千波町東久保697
電話番号
029-305-0161

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