無人レンタル施設「ルービー」への顔認証サービス導入
東急株式会社が運営するレンタルスペース「ルービー」は、今般、株式会社Liquidが提供するオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」を利用した新たな取り組みを発表しました。最近、無人でのサービス提供が増加する中で、必要とされるのはセキュリティの向上です。このサービスにより、ユーザーは会員登録時に顔認証を通じて、スムーズかつ厳格な本人確認が行えるようになります。これにより、無人環境でも安心して利用できる仕組みが整いました。
「ルービー」とは
「ルービー」は、トレーニングルームや音楽ルームなど、趣味に特化したレンタルスペースで、東急が展開しています。ユーザーはスマートフォンを用いて簡単に予約し、誰にも気を使わずに思い描く時間を楽しむことができます。「ルービー」という名前は、「部屋(room)」と「趣味(hobby)」を組み合わせた造語です。この新しいサービスの導入により、会員登録は本人確認書類を撮影し、その自撮り顔写真と照合することで、全てオンラインで完結することが可能になりました。手間を省き、ユーザーの利便性が大きく向上します。
安全性と利便性の両立
無人運営を進める上で、安全性の確保は不可欠です。顔認証による本人確認は、登録の簡便さを追求しながら、セキュリティ面での安心をユーザーに提供します。LiquidのAI技術は、撮影失敗時にリアルタイムでエラーを提示し、申請の完了率を向上させることが期待されます。手続き全体がオンラインでスムーズに行われるため、申し込みから施設の利用開始までの時間も短縮されます。
Liquid eKYCの実績と技術
「LIQUID eKYC」は eKYC市場において6年連続でシェアNo.1を誇るサービスです。運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類の撮影や、ICチップの読み取りによって、顔写真との照合を行う方法です。また、年齢確認のための学割にも対応している柔軟性も持っています。独自に開発されたAI技術、生体認証技術、OCR技術により、ユーザーは煩わしさから解放され、より簡単に本人確認を行うことができます。
会社概要
Liquidは東京都中央区に本社を構え、生体認証技術を駆使して、すべての人々が手軽にサービスを利用できるような社会の実現を目指しています。金融商品から不動産取引まで多岐にわたる業界で、その技術が活用されています。これからも、Liquidは利便性とセキュリティの両面を追求し、業界横断的な不正検出の仕組みを構築していくことでしょう。