日立が新たに発表したユニファイドコミュニケーションサービス
株式会社日立情報通信エンジニアリングは、ユニファイドコミュニケーション(UC)サービスを新たにローンチし、その中心となる「ユニファイドコミュニケーション・ゲートウェイ(UCゲートウェイ)」を6月26日に販売開始しました。このUCサービスは、現場のさまざまなニーズに応じた柔軟なコミュニケーション環境を実現するための重要なソリューションとなります。
UCサービスの全体概要
このサービスは、UCゲートウェイに加え、遠隔監視・設定が可能なSaaS型の「ユニファイドコミュニケーション・マネージャー(UCマネージャー)」、そしてIPテレフォニー機器を接続する構成要素によって成り立っています。UCゲートウェイを通じて、Microsoft TeamsやCisco Webex等のアプリケーションとの連携ができ、Wi-Fiといったネットワークを活用して効率的なコミュニケーションを実現します。
これにより、高い信頼性を持つ運用管理が可能となり、機能の拡張や運用保守の効率化を図ることができます。さらに、当社はアライドテレシスやシスコといったパートナ企業との連携によって、お客様の現場に最適なUCサービスを提供するためのエコシステムを構築していきます。
市場背景
近年、製造業や医療、公共サービス分野においては、AIを活かしたデジタライゼーションが進む中、音声によるコミュニケーションが重要視されています。特に、官公庁や医療分野では、音声コミュニケーションには高い信頼性、セキュリティ、そして長期安定稼働が求められるため、当社はこれに応えるために新たなサービスの launchに至りました。これまでに提供してきたコミュニケーションシステムのノウハウを生かし、多様化するニーズに柔軟に対応するために、テレコミュニケーション事業のモダナイゼーションを図っています。
UCサービスの特長
1. 柔軟なアプリケーション連携
UCゲートウェイは、Microsoft TeamsやCisco Webexなどとの統合を可能にし、チャットやウェブ会議といった多様なコミュニケーション手段を採用できます。また、通話録音やIVR(自動音声応答)のサービスと連携し、業務の効率化を支援します。
2. 高信頼運用と環境配慮
堅牢な設計のUCゲートウェイによって、官公庁や医療分野で求められるセキュリティや安定稼働が実現されています。また、クラウド・オンプレミスの両方に対応し、環境負荷の低減にも配慮しています。
3. 遠隔管理の効率化
UCマネージャーを導入することで、システムの状態を可視化し、遠隔からの設定や監視が可能になるため、保守業務の効率化が図れます。
4. パートナーとの連携
多様な分野のパートナ企業との連携によって、それぞれの専門性を掛け合わせた服务を提供することで、ユーザーのニーズに合ったUCサービスを実現します。
今後の展望
日立は、UCサービスを進化させると共に、AI技術の活用を加速させる方針です。具体的には、音声AIを基盤とした音声ソリューションの導入により、IoTエッジでのリアルタイム音声・映像の記録とAIによる分析を行い、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進することを目指しています。
日立グループ全体として、当社のUCサービスが社会の持続可能な発展に寄与できるよう、引き続き努めてまいります。