キヤノンの新たな名品、ミニフォトプリンター「SELPHY QX20」
キヤノンが手掛けるミニフォトプリンター「SELPHY QX20」が、第34回日本文具大賞2025トレンド部門で優秀賞を受賞しました。この受賞は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社の企業内起業であるichikara Labが主導した国内マーケティングが高く評価された結果です。
日本文具大賞とは
日本文具大賞は、毎年優れた文具製品を表彰するアワードで、機能性やデザイン性、そしてサステナビリティに関する部門に加えて、今年新たにトレンド部門が設けられました。この部門は、文具業界に新たな流れをもたらす革新的なアイデアや技術を持つ製品を評価しています。
SELPHY QX20の特長
「SELPHY QX20」は、スマートフォンから簡単に高画質な写真印刷ができるミニフォトプリンターです。バッテリー内蔵の小型軽量設計でありながら、二種類の印刷サイズ(カードサイズとスクエアフォーマット)に対応しています。この印刷用紙は全面シールとなっており、切り貼りしやすいのも魅力です。
ichikara Labは「SELPHY QX20」を「好き」をシェアするためのツールとして位置付け、特に推し活を楽しむ層や写真を通じてコミュニケーションを楽しみたいユーザーをターゲットにしています。デジタル時代において、リアルな交流の温かさや創造性の楽しさを再発見することで、新たなコミュニケーションの形を提供しています。
マーケティング戦略と若年層へのアプローチ
ichikara Labは、ミニフォトプリンター商品企画に加え、若年層のライフスタイルや購買行動、トレンド分析を行い、需要に合わせた商品やサービスの開発に取り組んでいます。今後も新しいプリント体験を提供し、人々がワクワクする未来を実現するためのプロジェクトが続いていくことでしょう。
SELPHY QX20の技術的な特徴
「SELPHY QX20」は、昇華型熱転写方式を採用し、高画質かつ保存性の高い印刷を実現しています。また、アプリケーション「SELPHY Photo Layout」による多様なレイアウトや加工も特徴的です。これにより、ユーザーは簡単にオリジナルの写真グッズを作成し、思い出をシェアする楽しみ方を広げることが可能です。
未来の展望
ichikara Labは、今後もプリントの形にとらわれず、新しい印刷体験を提供していくことを目指しています。また、オープンイノベーションプログラムを通じて、企業や個人からの新しいアイデアや技術を募り、さらなる革新を追求しています。
公式ウェブサイトや、SELPHY QX20の製品情報を通じて、今後の動向に注目が集まります。
日本文具大賞 で受賞した製品が次にどのような革新をもたらすのか、楽しみにしています。