朝日地球会議2024、温室効果ガスの初測定を実施
2024年10月25日から31日にかけて開催される「朝日地球会議2024」の準備が進められています。この国際フォーラムは、持続可能な運営を目指しており、今年から初めてイベント運営中に発生する温室効果ガス(GHG)の算定を行うことになりました。これにより、イベントの影響を把握し、持続可能な社会への貢献が期待されています。
サステナブル運営の新たな取り組み
朝日地球会議では、運営面でもサステナビリティが重視されています。例えば、舞台装飾に関しては使い捨てではなく、将来的にも使用可能な素材を選ぶ方針です。また、来場者には公共交通機関の利用を呼びかけ、移動に伴うCO₂排出をできるだけ抑える努力も行われます。
スタッフや出演者に提供される飲食物では、使い捨ての容器は避け、マイボトルを持参した場合には水の給水を行ったり、コップで提供したりすることで、廃棄物を減らします。このように、多角的なアプローチで環境に配慮した運営が期待されています。
GHG算定を通じた新たな視点
今年からのGHG算定の導入は、イベントの価値を再考するきっかけになるとともに、参加者同士が集う意味を深める取り組みのひとつです。イベント開催にあたり協力しているゼロボード社との連携により、より具体的なデータが得られることから、新たな環境施策や技術革新が議論されることでしょう。
特に、10月26日には特別トークイベントが開催され、待場智雄・ゼロボード総研所長や竹山栄太郎・朝日新聞SDGs ACTION!編集長がGHG算定から見えるリアルイベントの価値について議論します。参加は無料で、事前の申し込みは不要です。また、このトークイベントに先立って「ショート動画で世界を変える」と題したイベントも行われ、社会問題の発信に関する実践的なノウハウを学ぶ機会も提供されます。
参加方法の詳細
朝日地球会議2024の各セッションを取材希望される報道関係者の皆様は、事前の申し込みが必要です。申し込みは公式ホームページから可能で、締切は10月22日です。将来的な持続可能性の確保に向けて、イベントへの参加者が一同に集まり、意見交換や議論が活発に行われることが期待されています。
公式サイト:
朝日地球会議2024
お問い合わせ
朝日地球会議2024 事務局(フリースタイル内)
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