羊と森のカフェ『CAFE&SHEEP』
2022-10-28 13:30:01

羊と森と人、未来を紡ぐカフェ『CAFE&SHEEP』が描く、持続可能な暮らし

羊と森と人、未来を紡ぐカフェ『CAFE&SHEEP』



北海道旭川市江丹別町に佇む『CAFE&SHEEP』は、羊と森と人が共存する新しいライフスタイルを提案するカフェです。運営を行うwaft株式会社(旧:株式会社アンドシープ)は、「羊とともに社会課題に向き合い、人と環境をあたためる」をミッションに掲げ、地域と連携した多岐にわたる活動を行っています。

2022年8月、カフェでは「えー太」と名付けられた羊の放牧がスタート。お客様から公募された愛らしい名前は、江丹別町への想いを象徴しています。雪が積もる11月中旬から下旬までは、カフェを訪れる人々を癒す存在として、のんびりと過ごす姿を見ることができます。

羊小屋と森のツリーテラス、地域住民とつくる温かい空間



「えー太」を迎えるにあたり、カフェでは「羊の小屋&森のツリーテラス制作イベント」を開催しました。地元の林業者やカフェのお客様が協力し、丸1日かけて制作された羊小屋とツリーテラスは、製材過程で廃棄されてしまう端材を活用した環境に配慮した取り組みです。

森散策メニューで自然を五感で感じる



カフェの目の前に広がる森は、木こりメンバーによって整備され、9月中旬には散策路が完成しました。カフェで珈琲や軽食を楽しみながら、森の散策を楽しむことができます。雪解け後の来年春からは「森散策メニュー」がスタート予定で、より一層、自然と触れ合える空間を提供します。

羊と森が織りなす未来



『CAFE&SHEEP』の取り組みは、羊と森がそれぞれ持つ力を活かし、人間がそこに介入することで、持続可能な未来を創造するという理念に基づいています。羊が森の草を食べることで、木の成長を促進し、糞は土壌を豊かにします。これは、単なるコンテンツではなく、自然保護と地域活性化を両立させる革新的な試みと言えるでしょう。

羊がもたらす「衣食住」と「癒し」



waft株式会社が羊にこだわる理由は、羊が「衣食住」の全てに関わっている点にあります。羊肉は食料として、羊毛は衣類や住宅の断熱材として、私たちの生活を支える重要な資源です。さらに、羊から得られる恩恵は物質的なものだけではありません。温厚な性格と愛らしい姿は、人々に癒しを与え、地域の人々の笑顔を増やしています。

自然と人との共存、未来への希望



『CAFE&SHEEP』は、単なるカフェを超え、羊と人、自然が共存する新しいライフスタイルを提案する拠点となっています。地域の活性化に貢献し、次の世代へより良い未来を繋ぐために、活動を続けていきます。

会社情報

会社名
waft株式会社
住所
旭川市東光5条4丁目2番21号
電話番号
090-3890-1775

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